旅人が見た京都はおもしろい。 旅人が京都で過ごした日々の寄稿シリーズ 「エッセイステイ ~あの人が見た京都~」第二弾をお届けします。 今回のエッセイ・ステイを書いてくれたのは、編集者でありジャーナリストでもある江口晋太朗(えぐちしんたろう)さん。都市や地域に着目し、街の課題や可能性を発見していくという説明がなかなか難しいお仕事をしています。 東京を起点にこれまでたくさんの街を見てきた江口さん。そんな知識と経験に基づいて書かれたエッセイは、京都に住んでいるとかえってわからない「京都が京都たる理由」をあぶりだします。東京という大都市とコンパクトな街・京都。双方を比較しながら語られる京都の姿を、ぜひご自身の視点とも比べながらお楽しみください。 *** 九州で育ち、大学から東京に出てきて、もう十数年。7、8年くらい前から京都に足を運ぶことが多くなり、ここ数年は年に何度か訪れている。 泊まりはホテル