ガリシア地方滞在を利用して、地理的にも文化圏的にも非常に深い関係にあるポルトガル北部の都市、ポルト(Oporto)へ来てみました。 秋口から春先に掛けてまるで梅雨の様に雨が降りまくるポルトガル北部では、その期間中は晴れの日が非常に少なく、ともすれば1ヶ月間太陽がお目見えしない事なんてざらなんですね。更に海から吹き付ける強烈な大西洋風によって、雨が真横から叩き付けられる様に降ってくる為に、傘で防ぐ事はほぼ不可能。結果、毎日の様にズボンや服がビシャビシャになり、それこそ「不快感度数150%」という日々が続きます。 そんな暗黒期間(笑)を経た上で迎えるハイシーズンにおいては、それまでの数ヶ月間に溜まりに溜まった鬱憤を一気に晴らすかの様な素晴らしい風景がこの都市に姿を現します。それはまるで都市全体で夏の到来を喜んでいるかの様な、そんな幸せな光景があちらこちらで垣間見られます。 世界遺産に登録され、
![世界一美しいと評判のアルヴァロ・シザの真っ白な教会の知られざる地下空間](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/abbf1220ec2dffea1726a8df74d6c3b44410191f/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimg-cdn.jg.jugem.jp%2F6a6%2F1552130%2F20120805_2789469.jpg)