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ブックマーク / blog.archiphoto.info (11)

  • アントニ・ガウディの建築:コロニア・グエル(Colonia Güell)の形態と逆さ吊り構造模型 | 地中海ブログ

    先週末、バルセロナから電車で約15分のところにあるガウディの傑作中の傑作、コロニア・グエル教会に行ってきました。 ガウディ建築に関しては、バルセロナの「街としての質」を決定付けていることなどから、当ブログでは頻繁に取り上げてきました(地中海ブログ:まるで森林の中に居るかの様な建築:サグラダファミリアの内部空間、地中海ブログ:ガウディ設計の世界遺産グエル館(Palau Guell)その1:この建築の地下に眠っている素晴らしい空間は馬の為のものだった!、地中海ブログ:オープンハウスその4:ガウディのパラボラ空間が堪能出来る、サンタ・テレサ学院(Collegi de les Teresianes))。その中でも、コロニア・グエルに関しては、行き方やその建築の特徴を含め、特筆する形で書いてきたんですね(地中海ブログ:アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)の建築:コロニア・グエル(Colon

    アントニ・ガウディの建築:コロニア・グエル(Colonia Güell)の形態と逆さ吊り構造模型 | 地中海ブログ
  • 三谷幸喜が見せた静のデザイン:cruasanの古畑任三郎論

    週末の夜、いつもの様にYoutubeを見てたら越路吹雪がカバーしていた「ラストダンスは私に」の動画を偶然発見!で、全く知らなかったんだけど、中森明菜が同曲をカバーしている事も発見しちゃって、その瞬間、僕の心の中でずっーと燻っていた「何か」が一の糸でピーンと繋がった‥‥そんな感じを受けてしまいました。 僕は昔からテレビドラマが大好きで、80年代後半から2000年代前半くらいまでならほぼ全てのドラマを網羅しているという、(自慢なのか自慢じゃないのか)良く分からない自信を持ってるんだけど(笑)、そんな数多あるドラマの中でも特にお気に入りだったのが「古畑任三郎」なんですね。 古畑任三郎がテレビで放送され始めたのが1994年のこと、第二シーズンが1996年で、第三シーズンが1999年、最終回のファイナルに至っては2006年、その間なんと12年という超長寿ドラマ(驚)。で、このドラマの記念すべき最終

    三谷幸喜が見せた静のデザイン:cruasanの古畑任三郎論
    kaoruw
    kaoruw 2014/04/07
    12年にわたって制作された「古畑任三郎」の初回と最終回に控えめに表現された恋愛模様について。
  • ハーバード大学の自然史博物館で飛行石を発見してしまった件

    今週のボストンは非常に暖かい日が続いています‥‥とか思って温度計を見たらマイナス2度だった(笑)。じゃあ何で、「マイナス2度で暖かい!」と感じてしまうかと言うと、ボストンでは先週までの気温がマイナス20度とかだったから「相対的に暖かい」という事なんですね。マイナス20度ってどんな世界かって言うと、寒いのを通り越して、もう「空気に触れる肌が痛い」って言う感覚です。気で耳がちぎれるかと思いました(汗)。ホンの数ヶ月前、バルセロナに居る時はマイナスの世界なんて考えられなかったのに、この極寒の環境にここまで慣れてしまうなんて、人間の適応力って凄い!これこそ生命の神秘です(笑)。 さて、そんな中、一昨日の朝方MITのビジネススクールにを借りに行った時の事、ふとチャールズ川の方を見ると俄には信じられない光景が目に飛び込んできました: か、川が凍ってるー!これが噂に聞くボストンの冬の風物詩、チャール

    ハーバード大学の自然史博物館で飛行石を発見してしまった件
    kaoruw
    kaoruw 2013/02/04
    「植物博物館(1858年創設)比較動物学博物館(1859年創設)鉱物学と地質学博物館(1784年創設)ピーボディ考古学と民族学博物館(1866年創設)の4つの博物館が集まってハーバード大学自然史博物館を構成している」
  • 海からの風にヒラヒラと波打つ様なアルヴァロ・シザ設計のアヴェイロ大学図書館

    「人間こそ人間にとって最も興味あるものであり、おそらく人間のみが人間に興味を感じさせるものであろう」ゲーテ “Man is ever the most interesting object to man, and perhaps should be the only one that interests” (Goethe, 1796 p64) ポルトから電車で1時間ほどの所にある町、アヴェイロ(Aveiro)に行ってきました。 電車でこの町にアプローチすると先ず目を惹かれるのがアヴェイロ旧駅舎を飾っている大変美しいアズレージョ。ポルトのサン・ベント駅もそうなんだけど、ポルトガルの駅舎には旅人を迎え入れ、又、旅立つ人を送り出してくれる大変素晴らしい空間が用意されているんですね。 町中へ出てみると、町のド真ん中を流れる運河に出会します。アヴェイロは「潟」の町として発展してきた事などから、「ポル

    海からの風にヒラヒラと波打つ様なアルヴァロ・シザ設計のアヴェイロ大学図書館
    kaoruw
    kaoruw 2012/08/08
    『「美しい風景を見続ける事は人間を心から疲れさせるだけだ」と。風景を望む事は「押し付け」になるべきではなく、それを見るかどうかと言う「選択肢」であるべきなのです』
  • 世界一美しいと評判のアルヴァロ・シザの真っ白な教会の知られざる地下空間

    ガリシア地方滞在を利用して、地理的にも文化圏的にも非常に深い関係にあるポルトガル北部の都市、ポルト(Oporto)へ来てみました。 秋口から春先に掛けてまるで梅雨の様に雨が降りまくるポルトガル北部では、その期間中は晴れの日が非常に少なく、ともすれば1ヶ月間太陽がお目見えしない事なんてざらなんですね。更に海から吹き付ける強烈な大西洋風によって、雨が真横から叩き付けられる様に降ってくる為に、傘で防ぐ事はほぼ不可能。結果、毎日の様にズボンや服がビシャビシャになり、それこそ「不快感度数150%」という日々が続きます。 そんな暗黒期間(笑)を経た上で迎えるハイシーズンにおいては、それまでの数ヶ月間に溜まりに溜まった憤を一気に晴らすかの様な素晴らしい風景がこの都市に姿を現します。それはまるで都市全体で夏の到来を喜んでいるかの様な、そんな幸せな光景があちらこちらで垣間見られます。 世界遺産に登録され、

    世界一美しいと評判のアルヴァロ・シザの真っ白な教会の知られざる地下空間
    kaoruw
    kaoruw 2012/08/05
    北部のポルトにある教会。葬儀に使われていてふだんは公開されない地下空間の紹介。
  • 世界屈指のロマネスク美術コレクションが凄いカタルーニャ州美術館

    毎年5月18日は「国際博物館の日」という事で、その同じ週の土曜日は世界中で40を超える国や地域の美術館、博物館(3,000以上)が入場無料になり、我が街バルセロナでも市内に点在する50以上の美術館、博物館が午前1時まで入場無料になるという、美術館好きには堪らない企画が開催され、真夜中まで美術を楽しむ人達で賑わっていました。 週末の夕暮れ時に、ちょっと着飾って恋人や友達と街中に繰り出し、日が暮れるまで命一杯おしゃべりを楽しむ。そんな彼らを後押しするかの様に公共側が様々な企画を用意している。そんな光景を目の当たりにすると、「やっぱり地中海の住民達というのは人生の楽しみ方を知ってるよなー」と思わずにはいられません。っていうか、この地域の人達ほど、街を自由に使いこなし、どんな時でも人生を謳歌する事を忘れない、いや、人生を楽しむ事に執念を燃やしている民族はいないのでは?と、心の底からそう思う程なんで

    世界屈指のロマネスク美術コレクションが凄いカタルーニャ州美術館
  • ガウディが構造計算を担当したというバルセロナにある世界一美しい図書館

    所用でポンペウ・ファブラ大学のメインキャンパス(Ciutadella)へ行ってきました。 カタルーニャ州政府の強いバックアップにより設立されたポンペウ・ファブラ大学については今まで事ある毎に言及してきたんだけど、それらのエントリでは、経済学部やバイオ医療、もしくはテクノロジー分野といった、南ヨーロッパ随一のレベルを誇る各学部のプログラムや、その方針、はたまたバルセロナの都市戦略との関係性などに焦点を当てて書いてきたんですね(地中海ブログ:22@地域が生み出すシナジー:バルセロナ情報局(Institut Municipal d'Informatica (IMI))、バルセロナ・メディア財団(Fundacio Barcelona Media)とポンペウ・ファブラ大学(Universitat Pompeu Fabra)の新校舎、地中海ブログ: カタルーニャの打ち出した新しい都市戦略:バイオ医療(

    ガウディが構造計算を担当したというバルセロナにある世界一美しい図書館
  • ヨーロッパの公立大学の授業料について、その2

    先週月曜日(4月23日)はバルセロナの街中が真っ赤なバラの花で埋め尽くされる、一年の内で最もロマンチックな日、サン・ジョルディの祝日でした(サン・ジョルディについてはコチラ:地中海ブログ:サン・ジョルディ(Sant Jordi)とカタルーニャ(Catalunya)その2、地中海ブログ:カタルーニャにとって一年で最もロマンチックな日、サン・ジョルディ(Sant Jordi))。 2月14日のバレンタインデーを「チョコレート会社のプロモーションだ!」と毛嫌いしているカタルーニャ人達は、女性が男性にを贈り、男性は女性に真っ赤なバラの花を贈るという古くからこの地に伝わるサン・ジョルディの伝統を「カタルーニャのバレンタイン」と定義し、毎年復活祭が終わる頃、まるで街全体が春の到来を喜んでいるかの様な、そんな見事な風景を立ち上がらせます。 この風景を目にするのは今年で11回目なんだけど、今回個人的に大

    ヨーロッパの公立大学の授業料について、その2
  • スペインの新聞のオマケが凄い!ダリ、ミロ、ガウディなど12種類のマグカップ

    旅行記:建築 (90) 旅行記:美術 (20) 旅行記:都市 (23) 旅行記:ホテル評価 (7) 地球のべ歩き方 (13) 都市アクセッシビリティ (9) 建築の歩き方 (14) EUプロジェクト (34) 仕事 (62) 都市戦略 (42) 建築 (81) 大学・研究 (44) 建築家という職能 (10) バルセロナ都市 (40) バルセロナ歴史 (31) バルセロナ日常 (87) バルセロナ住宅事情 (15) バルセロナ都市計画 (14) スペイン都市計画 (10) スペイン美術 (27) スペイン政治 (64) ヨーロッパ都市政策 (17) サブカル (56) レストラン:バルセロナ (46) 日 (1) 映画批評 (21) インタビュー集 (10) January 2019 (1) October 2018 (1) December 2017 (1) August 2017

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  • オープンハウス in バルセロナ(48 OPEN HOUSE BCN):ジュゼップ・マリア・ジュジョール(Josep Maria Jujol)のプラネイス邸(Casa Planells) | 地...

    先週の土曜、日曜(10月22―23日)と、バルセロナ市内でオープンハウスが開催されていました。 オープンハウスとは一体何か?と言うとですね、普段は絶対に入る事が出来ない文化的価値の高い建築を、その日に限って一般公開するという、建築探訪好きには堪らないイベントの事なんですね。この手の行事で世界的に知られているのは何と言ってもロンドンだと思うんだけど、毎年9月の第二土曜に開催されるオープンハウスには、世界中から建築好きが挙って訪れ、リチャード・ロジャースによるロイズ・オブ・ロンドン(地中海ブログ:ロンドン旅行その5:Richard Rogers( リチャード・ロジャース)の建築:Lloyd's of London)やノーマン・フォスターの事務所など(ノーマンフォスターについてはコチラ:地中海ブログ:ロンドン旅行その4:Norman Foster (ノーマン・フォスター) の建築その2:スイス・

    オープンハウス in バルセロナ(48 OPEN HOUSE BCN):ジュゼップ・マリア・ジュジョール(Josep Maria Jujol)のプラネイス邸(Casa Planells) | 地...
  • ヨーロッパの公立大学の授業料について | 地中海ブログ

    最近スペインの大学システムについて質問を受ける事が非常に多くなってきたのですが、今週の新聞(El Pais, 27 de Octubre 2010)にヨーロッパの各国大学授業料事情が載っていました。 Twitter欧州組の間では、何かと各国の大学教育システムの違いや授業料の話題になったりする事がしばしばあるのですが、と言うのも、ヨーロッパの大学システムって、実は未だに謎な部分が多くて、アメリカやイギリスの大学ほど、明らかになっている部分が多く無いと思うんですよね。昔ナポレオンが、 「ピレネーから向こうはアフリカだ!」 みたいな事を言ってたけど、そんなアフリカに属すスペイン(笑)の大学のシステムなんて、未だに海の底よりも深―い謎に包まれている訳なんで、当ブログでは機会がある毎にスペイン教育システムについて取り上げてきました(地中海ブログ:スペインの大学ランキング:総合ランキングではなく、学

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