メキシコ南部ゲレロ州アカプルコで、銃弾を受けてひび割れた窓ガラス(2015年10月2日撮影)(c)AFP/Pedro PARDO 【10月19日 AFP】メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州アカプルコ(Acapulco)はかつて、米国人学生が休暇に大挙して訪れる人気の観光地だったが、今では「殺人の都」と呼ばれるようになり、ビーチリゾートを訪れる人の姿は珍しくなった。 1950年代にはハリウッド(Hollywood)スター御用達のリゾート地だったアカプルコからは、華やかなにぎわいは失われ、断崖絶壁から海に飛び込む伝統行事のダイバーたちの姿よりも、死体写真が新聞に取り上げられることの方が多くなってしまった。州の検察当局によれば、アカプルコでは毎日2~6人が殺害されている。 10月に入ったある晩には、病院の前の舗道に20発分の弾丸の薬きょうが散乱し、血の海の中に死体が横たわっていた。犠牲者の
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