撮影協力/日暮里斉藤湯 撮影/村上めぐみ 先日、久々に銭湯に行ったところ、あの黄色い風呂桶が健在だったのにビックリ! 昔から銭湯には付きもののアイテムだが、改めて気になったのが桶の底面にあるケロリンなる言葉。これは一体何なのだろう? 「ケロリンは内外薬品が市販している頭痛・生理痛のクスリです。桶の底面は広告スペースで、販売元の内外薬品がスポンサーなんです」と教えてくれたのは、ケロリン桶を販売している睦和商事の山浦和明さん。山浦さんによると、昭和30年代の広告スポンサーは、日本酒や化粧品、薬品会社のケースが多かったので、内外薬品にスポンサーをお願いしたとのこと。でも、風呂桶と頭痛薬は結びつかない。どうして風呂桶の底面に広告を出したのだろうか? 内外薬品の笹山敬輔東京支社長に聞いてみた。 「ケロリンはもともと置き薬でしたが昭和30年代に店頭販売を始めました。その際、印象に残りやすいよう、地
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