いまや日本全国にくまなく存在し人々の日常生活に欠かせないものとなったコンビニエンスストア。あまりに日常に溶け込んでしまったせいで別にコンビニの店舗を見かけても何の反応もしないのが普通で、まあ地方なんかに行った時に見かける北海道のセイコーマートだとか九州南部に多いエブリワンだとか広島に多いポプラとか、そのへんの地域差はあるにせよ、コンビニほど日本人にとって普遍的な店舗はないと思うのである。 だが、日本の首都であり画一的なチェーン店が幅を利かせるここ東京に、「ポートストア」という聞き慣れない名称のコンビニエンスストアが存在すると聞いた。このポートストアというのは、外観がまさしくコンビニ大手「サンクス」の店舗そのままで、看板だけが何故かオリジナルで「PORT STORE」と表記されているのである。 東京都内にこうしたポートストアの店舗が1軒だけでなく複数あるらしい。どの店もなぜか鉄道駅から遠く離