朽ちるインフラ―忍び寄るもうひとつの危機 作者: 根本祐二出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2011/05/25メディア: 単行本購入: 41人 クリック: 617回この商品を含むブログ (20件) を見る これはとてもよい本だし重要なテーマを扱っているので、スペースやタイミング的な問題で採り上げられないのは残念。上下水道や学校その他、各種の公共インフラ(本書では主に地方自治体負担分)がどんどん老朽化しており、改修更新が必要なものがどんどん増えている。そのための公共投資は莫大なものとなるので、いまから戦略的に考えておかないと大変、というもの。 その計算方法と今後の資金確保の方策などはきわめて具体的で現実的。高度成長期の想定で作られたインフラをそのまま維持することはできない。やはり人口減少に伴い、必要インフラが減ることを考え、優先順位をつけて経費を圧縮しつつ、インフラの廃止を考
![タイミングがあわずに採り上げられないのがとても残念。今後日本のインフラ更新や維持のためにすべきことを具体的にまとめたよい本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c4a3a9fe5d5775d8651cb18d587b17fce7b5733/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51D5mj6UVUL.jpg)