12月31日(水)は18:00、1月2日(金)は19:30、最終日は17:00閉場/1月2日(金)は9:30開場/1月1日(祝・木)は休業 古田織部(1544~1615年)は、信長・秀吉・家康ら天下人に仕えた武将茶人であり、千利休亡き後の茶の湯の世界において、天下一茶の湯名人として頂点に立ち、時代を動かした人物です。織部は、侘び茶を極めた利休とは対照的に、慶長年間の華やかな世相を踏まえて奇抜な創意と斬新な造形美を創出し、日本文化史上最も光り輝く桃山文化を産み出した指導者として、その才能をいかんなく発揮しました。 庭園や茶室建築にも新しいアイデアを持ち込み、室町時代から続いた武家茶の空間を新たに再編した一方で、ゆがんだ茶碗や水指、花生や会席道具など、「織部好み」と呼ばれる斬新なデザインを茶道具に取り入れ大流行させました。 本展では、古田織部没後400年を迎えるにあたり、ゆかりの茶道具、約15