ブリッジウォーター・アソシエイツのレイ・ダリオ氏が、福音あるいは大量破壊兵器となりうる重要コラムを公表した。 多くの投資家の頭の中にモヤモヤ居座り続けるリスク・シナリオについて、以前より具体的な言及がなされている。 現在のパラダイムを把握し、それが持続不可能になった場合やどのような時に持続不可能になるかを検討し、持続不可能なものが終わる時にどのようにパラダイム・シフトが起こるかを具体的に予想する。 ダリオ氏が自身のSNSで、投資にかかわるプリンシプルズ(原則)の1つを語っている。 グローバル・マクロ分野の投資家としての50年のキャリアから、市場が概ね10年ごとに機能のしかたを変化させることを見出し、ダリオ氏はそれぞれの時代のモードを「パラダイム」と読んでいるという。 トーマス・クーンが『科学革命の構造』で唱えたパラダイムと比べると、そのスパンはだいぶ短いが、人々の心を硬直的にしてしまうとい
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