就活を題材にした映画「何者」 これは、2012年に早稲田田大学在学中の小説家、朝井リョウが書いた小説を原作にした映画です。 この夏就活が終わったばかりの研修生が「あれは、リアルですよ…」と言ってたことからもわかるように、2010年代の就活の様子がかなり克明に描かれています。 登場人物は、今の大学生にいそうな6人。 新潮文庫「何者」朝井リョウ 表紙 この中で、特に特徴的なのが、二階堂ふみ演じる「意識高い系女子」 彼女はアメリカの大学に留学したり、途上国でボランティアをしたり、経験を積み重ねているが故に、自信満々で就活に臨んでいます。 グループディスカッションで「アメリカに留学したときの経験から言うと…」「カンボジアで学校を建てた時には…」といった発言をするシーンも登場するのですが、内定はなかなかとれません。心の中で見下していた地味目な有村架純にも先を越され…。 彼女の何が問題なのでしょうか?