イスラム女性「売買」の偽アプリ摘発 ヒンズー至上主義者相次ぎ拘束―インド 2022年01月07日07時06分 パキスタンの女性人権活動家マララ・ユスフザイさん=2021年12月、米ワシントン(AFP時事) 【ニューデリー時事】インドで少数派のイスラム教徒女性を勝手に「売買」できるかのように見せ掛けたアプリを作成したとして、多数派ヒンズー教徒の男女が相次いで拘束された。アプリには、ノーベル平和賞受賞者の女性人権活動家マララ・ユスフザイさんや有名女優らが掲載されていた。インドで強まるヒンズー至上主義を背景としたヘイトクライム(憎悪犯罪)と報じられている。 憎悪犯罪が過去12年で最多 アジア系急増、コロナ影響か―米 地元紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、警察当局は事件に関与した疑いでインド各地に住む18~21歳の男女3人を拘束。首謀者とされる女(18)ら2人は、ヒンズー至上主義関係のインターネ