22日投開票された静岡県菊川(きくがわ)市議選(定数17、立候補24人)で、元自民党市議の経歴をもつ横山隆一氏(64)が日本共産党から初当選を果たし、党の現有議席を確保しました。 横山氏は、7人はみ出しの激戦を勝ち抜き12位で当選。得票数は1044票(得票率4・17%)でした。 当選の知らせを受けて横山さんは「アンケートなどで寄せられた市民の声を議会に届け、暮らし密着の政治へと転換していきたい。浜岡原発再稼働を絶対に許さないと訴えてきたが、選挙戦の中で、市長や当選した多くの候補者も再稼働反対を主張するようになりました。保守も巻き込んで国に対して市議会から反対を訴えていきたい」と決意を表明。 また、「選挙戦を通じて、市民の立場でハッキリとものを言う共産党の議席が必要だと多くの期待の声が寄せられました。さらに共産党の考えを広げていきたい」と語りました。 横山さんは1998年から2009年まで菊