最近、どうもラジオが再評価されているようだ。このラジオとは実用化試験放送ながらも4月から局数を増やしているデジタルラジオではなく、これまで通りのAM/FMラジオ。筆者の周りだけの現象かと思いきや、オリンパスイメージングのHDDラジオ「ラジオサーバー VJ-10」のレビュー記事が人気を博したことからも、世間一般的にラジオを再評価する機運はあるようだ。 ただ、「ラジオを聴く」という行為が旧来のスタイルのままで再評価されているというより、「ラジオのコンテンツ」が再評価されているというべきかも知れない。より正確に言えば、ラジオのコンテンツを時間的/場所的な制約なしに楽しみたいという需要が表面化したのだろう。 ラジオを録音して別の時間/場所で聴くというスタイルは以前から存在しているが、AMラジオについてはまだ録音メディアの主流はMDにとどまっている。PCの利便性とAM/FMラジオ録音を融合させた製品
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