顔の形決める5遺伝子発見=目の間隔や鼻の高さに影響―将来はDNAから似顔絵? 時事通信 9月14日(金)6時9分配信 目の間隔や鼻の高さなどに影響を与える遺伝子を5種類発見したと、オランダのエラスムス大などの国際研究チームが14日、米科学誌プロス・ジェネティクスに発表した。オランダ、ドイツ、オーストラリアに住む欧州系の計約5400人について、DNAの個人差がある箇所と顔の形の3次元測定結果を合わせて解析した。 研究チームは今後、DNAの調査対象者や顔の形の測定点を増やして解析すれば、顔の形を決める遺伝子がさらに見つかる可能性が高いと指摘。目や髪の色は既にDNAからかなり高い確率で予測できるようになっており、将来は犯罪捜査の際、容疑者のDNAから似顔絵を作れるかもしれないという。 顔の形は生後の環境より遺伝の影響の方が大きいと考えられている。研究チームは顔の形を正確に測定してデータ化す