北朝鮮が発射した弾道ミサイルが今月と先月、相次いで北海道南部の上空を通過したことから、防衛省は、今後、同じような発射が行われ、万が一、落下物などがあった場合に備えて地上配備型の迎撃ミサイル、PAC3の部隊を19日にも、北海道函館市の自衛隊駐屯地に配備することになりました。 防衛省は、今後、同じような発射が行われた場合に備えて、地上配備型の迎撃ミサイル、PAC3の部隊を函館市の陸上自衛隊函館駐屯地に配備することになりました。PAC3は、弾道ミサイルやその部品が万が一、日本国内に落下するおそれがある場合、地上近くで迎撃するミサイルで、部隊は19日にも、北海道内の基地から函館駐屯地に到着し、レーダーや発射機などを組み立てて態勢を整えることにしています。 北朝鮮のミサイルをめぐって、防衛省は先月、中国・四国地方の4県にもPAC3を配備したほか、日本海に、高性能レーダーで弾道ミサイルを追尾することが