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ブックマーク / www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~nikaido (1)

  • 招宝七郎神

    海神・伽藍神としての招宝七郎大権修利 二階堂 善弘 前 言 招宝七郎、また大権修利と呼ばれる神がある。 今ではこの神の信仰は衰退してしまったため、現在中国人の間では全くその名を知られていない。また民間信仰研究においても、文献資料が非常に少ないためか、ほとんど注目されることはない。 しかし『水滸伝』にはその名が見えており、かつては浙江を中心に絶大な信仰を有した神であったと考えられる。いまでも日の禅宗系の寺院には、この神の像が伽藍の神として祀られているのを幾つも見ることができる。恐らく宋代の南方の寺院においては、普遍的にこの神を祀り、それが日の寺院がそのまま伝えられ、あたかも「文化遺産」のごとく残されているものであろう。 この神の像は一見してそれと判明する独自の形象がある。すなわち、片手を高く額の前に差し上げて、遠くを望むようなポーズをしているのである。鎌倉の覚園寺や、京都の相国寺に蔵され

    karatte
    karatte 2008/03/10
    『招宝七郎大権は、龍神=海神として、また伽藍神として宋から明にかけての中国で広く祀られる神であった。さらに日本では平戸にても祀られた』
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