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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (6)

  • 中島義道、『ニーチェ ---ニヒリズムを生きる』、読んだ。 - finalventの日記

    ギドー先生のを読むのは久しぶり。 ニーチェ ---ニヒリズムを生きる (河出ブックス) 相も変わらぬお元気なギドー先生で、今回は朝日カルチャーセンターとのもめた逸話なども含まれている。知らなかったがこれは別途になっているらしい。そっちも読むかな。 で、まいどまいどのギドー先生のお話を抜くとけっこうスカかなという印象はあったが、それなりにという失礼だけど、微妙なところが読み込めていて、その割にカント哲学の解説ほどの丁寧さというか厳密さはない。ギドー先生がハイデーがを嫌ってしまうのはわかるし、ハイデガーのツァラトゥストラ解はなんだかなというのはある。余談だが、私はハイデーが注でも高校生のときに読んだ。 この奇妙なアンバランスはなにかと思ったら、哲学塾でニーチェを四年半精読した結果のようだし、どうもインサイトの部分は参加者によるもののように思えた。 というか、ギドー先生も随分と好々爺になって

    中島義道、『ニーチェ ---ニヒリズムを生きる』、読んだ。 - finalventの日記
    karatte
    karatte 2013/05/16
    『「時間」を哲学する』しか読んだことない
  • 毎日 社説:視点・柳田国男没後50年 現代照らす豊かな物語− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    というわけで、柳田の文書がフリーになる。 明治三陸大津波(1896年)を題材にした物語もある。遠野から、現在の岩手県山田町にむこ入りした男は大津波で子を失った。翌年の夏の夜、霧の中から男女2人が近づいてくる。女はで、男は自分がむこ入りする前にが心を通わせていたと聞いた男だった。 複雑な味わいがあり、一筋縄では解釈できない。ただ、男がの死とまともに向き合い、生きていくうえでの心の整理を求めていることは確かだろう。 実はこの男の4代後の子孫になる男性が山田町に暮らしていて、昨年の大津波で母を亡くした。紙の取材に、血の通った物語を語り継ぐことの大切さを語っている。「遠野物語」は今も現に生きているのだ。 柳田も「遠野物語」も「一筋縄では解釈できない」というのを結果的に示してしまった社説。 どっかに答があるか、誰かが答を持っているかと検索しまくる現代人に、わかるわけもない。

    毎日 社説:視点・柳田国男没後50年 現代照らす豊かな物語− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
    karatte
    karatte 2012/08/19
    "遠野から、現在の岩手県山田町にむこ入りした男は大津波で妻子を失った。翌年の夏の夜、霧の中から男女2人が近づいてくる。女は妻で、男は自分がむこ入りする前に妻が心を通わせていたと聞いた男だった"
  • お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選 - finalventの日記

    成功する人は自分の利益になりそうな人を尊重する。利益になりそうな人というのは、つい地位や名声、頭の良さ、ルックスで決めがちだが、さりげなく物や知識をくれる人と医者のこと(徒然草を読むべし)。 「大きなミスをしでかした部下は公平に接する」「仲間はずれにされている社員と公平に接する」。恩とか考えずやっかいな人間関係は公平を基とする。 失敗と成功は結果論なので、結果論から議論するのは無駄だなと、目先のことを優先する。 小さなアイデアが大切なのではなく、アイデアを自分の継続的な仕事に育てられるか、人を巻き込める説得力があるかが重要。 成功する人には面白い人が多い。面白い人になるには、天性が必要なので真似して惨めなピエロにならないように。 時間を15分単位で使うと、多くの時間を無駄にしてきたのがわかり、いらいらが募る。時間の有効活用はその時間の質を見極めて選択するほうがいい。 これといった特技がな

    お金持ちになりたい人が知っておくべき考え方21選 - finalventの日記
    karatte
    karatte 2012/01/29
    改善案
  • 最近はやりのニーチェかな - finalventの日記

    はてなブックマーク - 「なぜ人を殺してはいけないの?」に、ニーチェがマジレスしたら - 誰が得するんだよこの書評 率直に言うと、なんかとても変な感じがして、少し考え込んだ。 簡単に言うと、「なぜ人を殺してはいけないの?」とニーチェに問われたら、ニーチェはその問いが理解できないと思う。つまり、「人を殺してはいけない」という前提自体をニーチェは共有しないし、ニーチェと限らず19世紀の西洋人にとって意味をなしてないないはず。意味をなすとすれば、どのような人を殺してはいけないか、という、共同体倫理の文脈でしかない。 しいていえば、ニーチェにしてみると、ある部族なり民族がなぜ同一共同体内の人を殺してはいけないかという掟を持つのか、という、そういう限定された倫理の命題としてしか理解できないはず。 ほいで、そのように問いをフォーマライズすればおのずとニーチェの答えも出てきて、ようするに共同体倫理と自

    最近はやりのニーチェかな - finalventの日記
    karatte
    karatte 2010/05/06
    リンク先のブクマ600近くになっててびっくり。ニーチェの文は訳者によってかなりニュアンス変わるから、確かに"権力"辺りの訳語は字面通りに受け取っちゃ危険だよね。
  • 因果律というのはたぶんないのだろう - finalventの日記

    まあ、いろいろ議論はあるが。 道元は、この問題について、「薪、灰となる。さらに返りて薪となるべきにあらず。 しかあるを、灰は後、薪は先と見取すべからず。」とした。 言い過ぎでもあろうが、因果律はないというのが、道元の仏教である。というか、それが仏教である。 では、運動はないのか。というと、道元はあるとしている。 ゼノン、大森、道元、彼らが同じことを言っているわけではないが、線形的な時間というのはないのだということなのだろう。ベルクソンをそこに入れるべきかは微妙。

    因果律というのはたぶんないのだろう - finalventの日記
    karatte
    karatte 2010/04/27
    この手の話題に出てくるときのゼノンって、大抵が師パルメニデスの擁護という大前提を失念しちゃってるんだよね。
  • ピアノ曲で一番いい曲は? - finalventの日記

    はてなブックマーク - ピアノ曲で一番いい曲は?:アルファルファモザイク ⇒ピアノ曲で一番いい曲は?:アルファルファモザイク これかな。 ⇒Ravel Ondine - Gülsin Onay ⇒Ravel "Le gibet" - Gülsin Onay ⇒Ravel "Scarbo" - Gülsin Onay 正確にいうと、私は野島稔の演奏が一番好きだが、ギュルスィン・オナイのこれもすごいな。特に、このScarboの解釈はちと驚いた。 アルゲリッチのは ⇒Ravel, Gaspard de la nuit - I. Ondine - Martha Argerich, live 1972 ⇒Ravel, Gaspard de la nuit - II. Le Gibet - Martha Argerich, live 1972 ⇒Ravel, Gaspard de la nuit -

    ピアノ曲で一番いい曲は? - finalventの日記
    karatte
    karatte 2010/02/07
    ラヴェルとドビュッシー
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