ヴェルヴェッツの「僕は待ち人」のような、パルスっぽいリズムとオルガンのリフで幕を開け、ボソボソ囁くような歌でいつもの世界に巻き込まれる...、と思ったら、この1曲目はスプリットの相手のライアーズの曲であった。 ニューヨークを根城に、ピプノティックで攻撃的なロックを聞かせるライアーズは、!!!とかレディオ4などと並んで語られることもある、いわばポスト・パンク的なバンドだ。そんな彼れらと6曲を3曲づつ分け合うスプリット・ミニアルバム。ライアーズもサウンド的にかなり近いものがあるため、ぼーっと聴いていると殆ど区別が付かない恐れがある。 しかし、そこは試合巧者。普段とまったく違うタイプの曲を並べて聞き手を攪乱する。普段のONEIDAらしくない変な曲が彼らの曲。「らしい」曲はライアーズの曲。と言う感じかな。 ただし、M3は割と通常の彼らに近い結構な名曲。単なるノイズと化すオルガン、アホほど手数の多い
![A THEISTS, RECONSIDER (2002 , with LIARS) - Good as Gold (Stupid as MAD)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4597a949f3d2364f08b772445e70efd670a25e05/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.d.st-hatena.com%2Fdiary%2Fhidizo%2F2005-11-07.jpg)