皆さんの周りには、特定のことに異常にこだわり執着する人物はいませんか? 本人には悪気がなくても、度が過ぎるといい気分にはなれません。今回は、恋人の強い食へのこだわりに幻滅し、破局してしまったエピソードを紹介します。 今回お話を聞いたのは、会社員の沙織さん(仮名・30歳)。沙織さんには、Kさんという1つ年上の彼氏がいます。Kさんとの出会いは1年前で、共通の友人に誘われた飲み会だったそう。 「Kさんはトングを使い丁寧にサラダを取り分けるような気配りのできる人でした。以前の彼氏はデリカシーのないガサツな人だったんですが、Kさんは正反対で、それがとても魅力的に見えました」 Kさんも沙織さんが好みのタイプであり、二人は共通の趣味である美術館巡りがきっかけでデートを重ねて付き合うことになりました。 やがて二人は互いの通勤に便利な沙織さん宅で同棲をはじめることになりました。Kさんが引っ越してきた当日、沙