みずほ銀行は2011年3月18日午前、15日から続いているシステムトラブルに関して記者会見を行い、トラブルの発端となった15日付38万件の振り込み処理が未だに完了していないことや、この処理が完了しない限り、システムの全面復旧が困難であることを明らかにした。また62万件の給与振り込みができていない件に関して、他行利用者にも救済措置をとる。 みずほ銀行のシステムトラブルは、14日に東京都内特定支店の特定口座に、大量の振り込み処理があったことが発端となって発生した。その結果15日以降、夜間バッチ処理で完了すべき振り込み処理が、「ほとんどすべて、処理できていない」(みずほ銀行の西堀利頭取)という状況になった。 処理できていないバッチ処理の件数は、15日午前5時までの分が38万件、16日午前5時までの分が6万件、17日午前5時までの分が6万件の合計50万件だ。さらに18日午前5時までに処理すべき給与
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