(CNN) オランダのウィレム・アレクサンダー国王は18日までに、同国最大手のKLMオランダ航空の子会社の旅客機を過去21年間、秘密裏に定期的に操縦していた事実を公表した。 地元紙テレグラフとの会見で述べた。KLMの短距離線の子会社であるKLMシティーホッパー航空の副操縦士を「趣味」でパートタイムで務めていたと明かした。これより前には、同じくオランダの航空会社マーティンエアの機材を操縦していたという。 これらの操縦は月2回程度で、王室の務めに伴う緊張感を解き放すのが目的と指摘。「私にとって最も重要なことは完全に集中出来る趣味を持つことだ」と述べた。 KLMシティーホッパーのフォッカー70型機の代替機材となる米ボーイング社製の737型機の操縦訓練を終えたことも明らかにした。 オランダ王室の公開情報によると、国王は航空機の操縦桿(かん)を初めて握ったのは30年以上前の学生時代。その魅力のとりこ
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