コクヨは、社員が2人集まるとそれぞれが無料でドリンクをもらえる「社長のおごり自販機」の実証実験を実施した。テレワークの普及に伴いコミュニケーションが減少していることを踏まえ、話すきっかけを作る狙いがあったという。 社長のおごり自販機は、サントリー食品インターナショナルが開発した。社員が2人そろい、自販機の対象部分に2枚の社員証を同時にタッチすることで、それぞれ1本ずつ無料で飲み物がもらえる仕組み。 実証実験を通して、97.8%が「自販機がコミュニケーションのきっかけになった」と回答。「今日は一人作業の予定だったが、『自販機行かない?』と声をかけてもらい、流れで雑談のきっかけになった」や「たまたま同期とすれ違い、数年ぶりに近況を話し合うきっかけになった」などの意見が見られた。