ケーブルは敷いてあるからこそ使える。「どう敷くか」を知り、ケーブルの理解を深めよう。オフィスなど企業の拠点内、データセンター、屋外の3つに分けて見ていく。 重要ケーブルを地下にまとめる まずは一般的なオフィスビルなど企業の拠点内でのケーブル敷設だ。屋外から建物内に引き込まれたネットワークケーブルは、一旦主配電盤(MDF:Main Distribution Frame)室に集約される。MDF室はネットワークケーブルだけでなく、電源や電話線など様々な配線を取りまとめる場だ。一定規模以上のオフィスビルでは、地下に設けるケースが多い。