最近、会う人毎に、「いずれは紙はなくなるだろう。紙がなくなれば、紙をデジタル化したものであるPDFも一緒になくなるだろう。そのとき、PDFにとって変わるのはEPUBだろう。」と吹聴しています[1]。 紙はいずれなくなるだろう、ということは20世紀の終わり、OA機器が登場したころからペーパーレス・オフィスとして取りざたされてきました。しかし、紙がなくなるというのは、特に日本においては、あまり現実性をもって受け止められてきませんでした。ところが、最近状況は変化しているようです。 (1) 紙の需要は減少している 紙の需要の統計を見てみますと、新聞用紙は2006年の376万トンをピークに減少しています。印刷・情報用紙も1,204万トンをピークに減少に転じています[2]。10年以上に渉って紙がなくなるといわれながら、予想を裏切って紙の需要が増えていたのですが、しかし漸く2006年を転換点にして実際に
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