日本酒の魅力を女性に向けて発信しようと、名古屋市の酒類卸会社の女性社員らが日本酒好き女性を「おちょこガール」と名付け、交流サイトや女性限定イベントを通じて普及を図っている。13日は成人の日。「新成人の皆さんも、初めてのお酒は日本人らしく日本酒で」と呼び掛けている。 「おちょこガール」の名称は、「低調な日本酒市場をどう活性化させるか」をテーマに大学で行われた授業で学生が発表。たまたま聞きに来ていた酒類卸会社「秋田屋」企画担当の山本英里さん(25)が、語感のかわいらしさと親しみやすさに目を付けた。 社内の日本酒好きの20代女性7人に声を掛け、「酒類業界でも『山ガール』のような女子力が注目される現象を広めていきたい」と、昨年7月にフェイスブックの公式ページを開設。同9月に「第1回おちょこガール会」を開催し、フォアグラと大根のステーキやなめろうなど各料理に合う銘柄を紹介した。 同12月のイベ