法務省 死刑の刑場を初公開 8月27日 12時3分 法務省は、死刑制度について国民的な議論を喚起したいとして、東京・葛飾区にある東京拘置所の死刑を執行する刑場を報道各社に初めて公開し、撮影を許可しました。 刑場の公開は、千葉法務大臣の指示を受けて行われたもので、全国に7か所ある刑場のうち、27日午前、東京・葛飾区にある東京拘置所の刑場の撮影が初めて許可されました。撮影は実際の死刑執行の手順に従って行われ、遺言の聞き取りなどが行われる「教誨(きょうかい)室」や、死刑の執行が行われる「執行室」など、関係する5つの部屋で撮影が許可されました。「執行室」で、死刑囚は赤い線で囲まれた「踏み板」の上に移され、滑車からつるされたロープを首にかけられたあと、踏み板が開いて死刑が執行されるということです。また、刑場全体は空調が効いており、香のにおいがしていました。法務省は、死刑囚の家族の心情に配慮するなどと