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司法に関するkash06のブックマーク (92)

  • トルコ首相 「失敗のクーデター 背景にギュレン教団」 | NHKニュース

    トルコのユルドゥルム首相は記者会見し、クーデターの試みを阻止した国民や警察官などに感謝の意を示すとともに、イスラム組織、「ギュレン教団」が関わっていたとの見方を示しました。 そのうえで「反乱軍のメンバーはすでに司法の手の元にあり、司法の裁きを受けることになる」と述べました。 さらに、クーデターの試みにはイスラム組織、「ギュレン教団」が関わっていたとの見方を示し、「指導者であるギュレン師は相応の罰を受けることになる」と述べて、クーデターの試みに関与した人物には断固とした対応を取る姿勢を示しました。

    トルコ首相 「失敗のクーデター 背景にギュレン教団」 | NHKニュース
    kash06
    kash06 2016/07/17
    強権的という指摘の通りじゃないか。主張が近くとも手法が批判を浴びている事を、わかった上でやっていそう。
  • 性的少数者が憲法に問うた「家族」「幸福」の形

    性別適合手術を受け、法に沿って戸籍を男性に変更し、女性と結婚が人工授精で出産した子の出生届を提出した際、「父親としては認められない」と告げられる。人工授精の子は、法的に嫡出子として認められる。ただ、性別適合手術を受けた父親の前例はなかった。「認められない」とされた理由はその1点のみ。子どもの戸籍は、父親の名前が空欄となった。 父親は訴えを起こすも、一審・二審ともに敗訴。しかし、最高裁で「僅差」の逆転勝訴を勝ち取る。実は、日国憲法で、家族に関して触れられているのは24条のみ。「家族」は、婚外子の相続や同性婚などの問題でも知られるように、立法的な対応が最も遅れている分野の一つである。憲法に照らしながら、家族の問題に思いをはせる。それは、「自分らしく生きる権利」を考えることと同義なのである。 「インタビューは公園がいいですね」 「いやでもプライベートなことまで伺いたいので、どこか人の耳がな

    性的少数者が憲法に問うた「家族」「幸福」の形
  • 留置場入った日本死ね!!!に対する一つの感想など

    感想や反対意見めいたものを書いてみる。 >刑事手続の流れや留置所での生活についての説明がない 実態はしらないけど、これはもっともかなと思う。 逮捕された時点で当番弁護士呼んで聞くという方法も一応あるけどね。 >勾留期間が長すぎる 22日が通常というわけでもないと思う。 逮捕から勾留請求まで3日以内、勾留が10日間が原則。 それと、勾留は取り調べ時間を確保するために行われるわけではない。 罪証隠滅や逃亡を防ぐために行われる。 前者の例としては、飲店の店員への暴行であれば、被害者を脅して被害届を取り下げさせたり、供述を変えさせたりするおそれや、同席した知り合いと口裏を合わせるおそれなどが一般論としてはあり得る。 後者については、定職の有無や家族関係、犯罪の軽重などが考慮される。 逆に言えば、これらのおそれがなければ勾留されない。 期間が必要以上に長いかは一概には言えないが、事件数が多い上に、

    留置場入った日本死ね!!!に対する一つの感想など
    kash06
    kash06 2016/06/04
    反対意見というより、元増田からでは見えなかった、理由的な説明補足になっていて助かる。拘留というものが、どういう意味の状態で、どんな過程があるのかの情報と理解がされるのが、色んな第一歩になりそう。
  • 『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ

    SNSに功罪はあれど、「共感をベースにした評判社会」という言葉には何か否定できないものがある。他人の喜びや悲しみといった感情に寄り添うことができ、周囲からどのように思われているか可視化される状態であれば、さぞかし理想的な社会になるはずだ。 しかし、実態はどうだろうか。人々のつながりは誹謗中傷や負の感情を運ぶ時の方が勢いが強く、よりスキャンダラスな方向へと向かっているような印象も受ける。ならば、世の中は「共感をベースにした評判社会」とは違う方向へ進んでいるのだろうか? 書はこのような疑問に対して、明快に回答する。むしろ、これは共感をベースにしているからこその動きであると説くのだ。驚くのはそのメカニズムを、1942年と1950年に起きた2つの冤罪事件(浜松事件と二俣事件)、そして1759年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』という2種類の要素から解き明かしていることだ。 なぜ、SNS

    『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ
  • 女性の再婚禁止期間を短縮 改正民法が成立 | NHKニュース

    女性の再婚禁止期間を、最高裁判所の判決を踏まえて、離婚後6か月から100日に短縮する改正民法が、1日の参議院会議で可決・成立しました。 女性の再婚禁止期間を巡っては、最高裁判所が去年12月、女性にだけ離婚後6か月間再婚を禁じている民法の規定は100日が合理的で、それを超える期間は憲法違反だとする判決を言い渡しました。 これを受けて政府が提出した民法の改正案は、国会審議の過程で「法律の施行後3年をめどに、改正後の施行状況などを勘案し再婚禁止期間の在り方について検討を加える」という文言を付則に盛り込む修正が行われました。 改正民法は、1日の参議院会議で採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。

    kash06
    kash06 2016/06/01
    いや、なぜ「国による禁止」を広げたがるし、それに☆が着くのだろうか……せめて根拠を聞きたい。世間としての美徳として語るのは理解するが、「国が法を以て禁じる」のは、また違うレベルの話だと私は強く思う。
  • 公明 執ようなSNSもストーカー行為の対象に | NHKニュース

    東京・小金井市で女子大学生が刃物で刺された事件を受けて、公明党は、ブログやツイッターなどで執ようにメッセージを送ることもストーカー行為として規制する対象に含めることなど、ストーカー規制法の改正を目指すことになりました。 公明党は事件の再発を防止するため、ストーカー行為に対する規制を強化する必要があるとして、ストーカー規制法の改正を目指すことになりました。具体的には、ストーカー行為として規制する対象を拡大し、新たにブログやツイッターなど、インターネットのSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスで執ようにメッセージを送る行為なども含めるよう求めています。 さらに、被害者による告訴がなくても起訴できる「非親告罪」にすることや、罰則の強化なども必要だとしています。公明党は、次の国会で、法改正を目指して自民党や野党側とも調整することにしています。

    公明 執ようなSNSもストーカー行為の対象に | NHKニュース
    kash06
    kash06 2016/05/30
    必要なのは現場が回る仕組だと思うのだが、非親告罪と厳罰化は全く関係ない気がする。むしろ濫用の歯止めが効かない。厳罰化よりも、保護と社会復帰の手が厚くならないと、かえって警察も負担が増えるだけじゃ。
  • 『殺人犯はそこにいる』「真犯人」の存在を明らかにした "調査報道のバイブル" 文庫解説 by 牧野 洋 - HONZ

    徹底した「調査報道」のスタイル 調査報道のバイブル──。書を読み終え、こんな表現がぴったりではないかと思った。 正直に言うと、民放テレビ業界については「そこは報道ではなくエンターテインメントの世界」と見下していた。そのため、メディア業界を取材するなかでも、ジャーナリズムという視点からこの業界を観察したことがなかった。書の著者が民放テレビ局の記者だと知り、自分の無知と思い込みを恥じた次第だ。 書は、足利事件をはじめ北関東で起きた一連の事件を「北関東連続幼女誘拐殺人事件」としてとらえ、真犯人「ルパン」に迫るルポだ。すでにテレビ報道を見たり雑誌記事を読んだりして、この事件の概要を知っている人も多いだろう。だが、一つの物語としてまとめて読むべきである。 なぜなら、事件の大きさはもちろんのこと、ジャーナリズムが来担うべき機能について考えさせられるからだ。著者は事件の全容を描きつつ、自分自身が

    『殺人犯はそこにいる』「真犯人」の存在を明らかにした "調査報道のバイブル" 文庫解説 by 牧野 洋 - HONZ
  • (耕論)裁判員、なぜ辞退 古平衣美さん、阿曽山大噴火さん、飯考行さん:朝日新聞デジタル

    来年の裁判員候補に選ばれた人たちに通知が届く季節になった。ところが、さまざまな理由で辞退する人が今や3人に2人となっている。なぜなのか。裁判にゆかりある人に聞いた。 ■メリット伝わっていない 古平衣美さん(裁判員経験者) 「えー、当たっちゃったんだ。かわいそう」。私が裁判員を務めたことを知る… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。

    (耕論)裁判員、なぜ辞退 古平衣美さん、阿曽山大噴火さん、飯考行さん:朝日新聞デジタル
    kash06
    kash06 2015/12/08
    自分は今まで裁判員制度について、忙しい無訓練の人を重い裁きの場に引き立てる、害悪しかない制度だと思っていたが、不可視の供述調書メインでやり取りされていたのが解消される効果もあったのか…少し考え直す。
  • 『強姦一転無罪へ、なぜ私は冤罪に 72歳が国を提訴へ:朝日新聞デジタル』へのコメント

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    『強姦一転無罪へ、なぜ私は冤罪に 72歳が国を提訴へ:朝日新聞デジタル』へのコメント
    kash06
    kash06 2015/10/15
    前半と後半でブコメがすごく揺れている。実際にそういう揺れを起こすような難しい現場に対して、懲罰の掛け声だけでは物事が進まないとよく分かった。誰かが醜悪で愚かではなく、問題が難しいと思った方が良さそう。
  • 強姦一転無罪へ、なぜ私は冤罪に 72歳が国を提訴へ:朝日新聞デジタル

    10代女性への強姦(ごうかん)罪などで服役中に被害証言はうそと判明し、裁判のやり直しになった大阪府内の男性(72)が冤罪(えんざい)を見逃した責任は警察と検察、裁判所にあるとして、国と府に賠償を求める訴えを近く大阪地裁に起こす。逮捕から7年、男性は16日の再審判決でようやく無罪になる見通しだ。しかし、刑事司法のどこにどんな誤りがあったのかを正さなければ、この事件は終われないと思い定める。 男性は2004年と08年、当時10代の女性に自宅で性的暴行を加えたとする強制わいせつ1件と強姦2件の罪に問われた。09年の大阪地裁判決で「醜悪極まりなく、齢(よわい)六十を超えた者の振る舞いとも思えぬ所業」とされ、懲役12年に。最高裁が11年に上告を退けて確定し、服役した。 だが昨年9月、弁護人が女性から「被害はうそ」と告白を受けて再審請求。大阪地検は当時の診療記録に「性的被害の痕跡はない」と書かれていた

    強姦一転無罪へ、なぜ私は冤罪に 72歳が国を提訴へ:朝日新聞デジタル
    kash06
    kash06 2015/10/15
    この先はもう、なぜ防げなかったか、これからどう防ぐか、を検証する事、それから補償と保護の仕組に賛同する事をするしかない。しかし、はてなでも報復が先に立つ感想が強いな。それは防ぐ為の手段ではないが…。
  • 「上杉隆氏」「池田信夫氏」双方に「50万円」名誉毀損で賠償命令 - 産経ニュース

    ブログやテレビでの発言で名誉を毀損されたとして、ジャーナリストの上杉隆氏と経済学者の池田信夫氏が互いに損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は16日、双方に50万円を支払うよう命じた。池田氏側にはブログ記事の削除も命じた。 判決によると、池田氏は2012年10月、自身のブログで、上杉氏が新聞記事を盗用した疑いがあると書いた。この後、民放番組に出演した上杉氏は、池田氏が過去にツイッターで発信した内容を消したとし「今、逆のことを言っている」と批判した。 谷口園恵裁判長は池田氏に対し「上杉氏に直接取材しておらず、ブログ内容が真実だと信じる理由がない」と指摘。上杉氏には「池田氏の発言は信頼性が乏しいとの印象を抱かせた」と述べた。 上杉氏は「盗用ではないという私の主張が認められた」とコメント。池田氏は「ブログを削除する意思はない」としており、控訴するかどうか弁護士と検討するという。

    「上杉隆氏」「池田信夫氏」双方に「50万円」名誉毀損で賠償命令 - 産経ニュース
    kash06
    kash06 2015/03/16
    すごい、雑な事をするとちゃんと共倒れするのか…! 見事すぎる判決。
  • 裁判所は銀座の敵を京で討つような捜索令状を許して良いのか(渡辺輝人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    昨日、警視庁(警視庁というのは国の組織ではなく、県警の東京都バージョンですよ)が、京都大学の熊野寮に家宅捜索に入った、という話がニュースになっています。 京大・熊野寮を捜索 警視庁公安部、公務執行妨害の疑い 東京・銀座でデモ行進の警備に当たっていた警察官に暴行したとして、京都大生ら3人が公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕される事件があり、警視庁公安部は13日午後、京都市の京都大学生寮「熊野寮」の家宅捜索を始めた。捜査関係者への取材でわかった。 出典:朝日新聞 筆者は「警視庁!?京都府警じゃないのか」という点でびっくりし、名神高速を警察の青いバスが列を作って上洛してくる様を想像したら「えらい遠いところからお越しになられましたな~」などと思い、滑稽さに笑いすらこみ上げてくるわけですが、傍目に見ても、この事態はちょっと尋常じゃないですよね。 捜索・差押えには要件があるそもそも、警察は好き勝手に他人の

    裁判所は銀座の敵を京で討つような捜索令状を許して良いのか(渡辺輝人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 法と道徳の区別がつかない人々 - 読む・考える・書く

    前回記事で、教育勅語が説教する「徳目」(ただし最後の1個は除く)について、「時代背景を考えればまあ常識的な内容で、当時の感覚では当たり前の道徳」だと書いた。 これは、当時の人々はそれらを「当たり前の道徳」と感じたであろう、ということであって、その内容が普遍的に通用するという意味ではない。また、人々が自発的に何らかの「徳目」を尊重することと、国家に命令されてそれを守らされることとは、やっていることは同じように見えても、意味はまったく違う。 それが分からない、法と道徳の区別がつかない人々がこの国には多すぎる。これは、この社会の未熟さの表われの一つであり、またこの国を蝕む宿痾の一つとも言えるだろう。以下、渡辺洋三『法とは何か』(岩波新書 1979年)から引用する。 わが国では、法と道徳との分離が徹底せず、しばしば、法的正義と道徳的正義とが同一の「正義」の言葉で呼ばれ、混同して使われてきた。このた

    法と道徳の区別がつかない人々 - 読む・考える・書く
    kash06
    kash06 2014/05/12
    ここはしっかり共有するべき内容だと思う。というのも、道徳通りの法であって欲しいと願う事は自然に発生しそうだし、自らによる法の制定を身近に感じられないまま守ることだけを念頭に置くと道徳化しやすいと思う。
  • 「IQ25」の被告、見つからぬ社会の“居場所”…刑罰か福祉か (産経新聞) - Yahoo!ニュース

    常習累犯窃盗罪で起訴された知的障害のある男(36)の弁護人、西田祐馬弁護士(京都弁護士会)は、京都地裁が無罪とした平成25年の自動車盗事件でも弁護を担当していた。 当初は「車を運転したのはだめだよ」と言うと、男は「ぶっとばすぞ」とすごんでくることもあった。徐々に意思疎通ができるようになり、法廷でも「ごめんなさい」と謝罪した。 ただ、どこまで罪の意識を持って謝るのか、いまだに分からない。許してもらえることを学習し、条件反射で謝っているようにも見える。怒られると分かっていながら、自動車盗を繰り返している節もある。 だからこそ、男に刑事責任能力がないと確信して弁護を引き受けているが、これまで福祉関係者の苦労や地域社会の不安とつぶさに接してきただけに、苦悩は深い。西田弁護士は言う。 「彼のように再犯を繰り返す障害者を社会の中でどう位置づけ、どう処遇すべきかは、非常に難しい」 ■知能指数は

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    kash06 2014/04/16
    「怒りのコントロールやコミュニケーション能力を高める教育に取り組む。刑罰と福祉のはざまで、社会への順応を後押しする可能性を模索する試みだ」「刑罰と福祉の両方を改善することが事件の教訓ではないか」
  • 「武士に『もの言う』百姓たち: 裁判でよむ江戸時代」渡辺 尚志 著

    江戸時代の百姓は時に一揆などで爆発することはあっても武士に虐げられ、高率の年貢や身分制度の中でじっと耐え忍んでいた・・・のでは決してなく、むしろ自身の利益を守るために武士たちに対して臆することなく自身の意見を言い、次々と訴訟を起こす、もの言う百姓たちだった、という訴訟社会としての江戸時代の社会の様子を一つの裁判例を通して描き出す、面白い。 第一部では江戸時代の訴訟・裁判制度の全体像について、第二部で江戸後期の松代藩信濃国水内郡長池村(現長野県長野市)で起きた名主選挙を巡る百姓同志の対立が訴訟として提起されて判決が下るまでの一部始終について描かれている。この後半の訴訟の様子がとても面白い。 江戸時代にはまず百姓たちには訴訟する権利などは存在しない。全ては領主の御慈悲として百姓同士の争いにお裁きを与えてくださる、というものだ。ゆえに判決は無謬であり、絶対である。一審制であり、寺社・町・勘定各

    「武士に『もの言う』百姓たち: 裁判でよむ江戸時代」渡辺 尚志 著
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    kash06 2014/03/29
    裁判テクニックを持っている者が強く、それは単独よりも組織的に保持している方がさらに安定して強くなる、という点が実に日本史的、前近代的。
  • 「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    画期的な決定だった。再審開始や死刑の執行停止だけでなく、拘置の執行を停止し、有罪判決の決め手となった証拠が「捜査機関によってねつ造された疑いのある」ことも明記されていた。これによって、死刑囚が再審開始決定を受けてすぐに釈放されるという、戦後初めての急展開となった。 釈放された袴田巌さんと姉の秀子さんDNA鑑定の威力文は68ページ。再審請求審の決定書としては、さほど長くはない。裁判所の判断の説明はDNA鑑定から始まる。この決定書を読んで、改めてDNA鑑定が裁判所に与える影響は強い、と感じた。足利事件や東電OL事件も新たなDNA鑑定によって再審開始が決まったが、今回もDNA鑑定が再審開始の大きな根拠となった。 事件発生から時間が経過していることや保管状況などから、検察側は試料の劣化や捜査員らのDNAが付着するコンタミネーションの影響を強調したが、裁判所は(1)血液に由来するDNAは試料中に長

    「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」――袴田事件で再審開始&釈放を命じた決定を読む(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 裁判員の死刑判決、3件目の破棄 長野3人強殺に無期:朝日新聞デジタル

    長野市で2010年3月、会社経営者の一家3人を殺害したとして、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われた池田薫被告(38)の控訴審判決が27日、東京高裁であった。村瀬均裁判長は一審・長野地裁の裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。 裁判員裁判の死刑判決が破棄されたのは、昨年6月と10月の同高裁判決に続いて全国で3件目。いずれも村瀬裁判長が審理した。 この事件では、池田被告を含めて共犯者3人が一審で死刑判決を受けた。池田被告を除いた伊藤和史(35)、松原智浩(43)の両被告は、二審でも死刑判決が維持され、上告中。 判決によると、池田被告は、会社経営者の男性(当時62)方に住み込んで働いていた伊藤、松原両被告らと共謀。10年3月24~25日、男性とその長男(同30)、長男の内縁の(同26)を殺害して現金416万円を奪い、遺体を愛知県西尾市の資材置き場に捨てた。

    kash06
    kash06 2014/02/27
    3人のうち、ふたりは死刑維持でこの1人に関しては無期…となるのは、それなりに審議の結果な気はするので、今は何とも。 / なお、本件とは全く関係なく、裁判員制度には賛成できないとは思っている。
  • <谷垣法相>死刑執行の心境吐露「慎重に記録精査し判断」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    谷垣禎一法相は26日、年内最後の閣議後の記者会見で、今年8人に対して死刑執行を命じたことに関し、「罪はもちろん憎むべきだが、非常にかわいそうな子供時代を送った者(死刑囚)がほとんど。こういう生き方しかできなかったのではないかと感じさせる面もあった」と述べ、複雑な心境を吐露した。 谷垣法相は「裁判所が判断したことを行政府の私どもが尊重するのは大事」としたうえで、「私が今まで(裁判)記録を調べてきた限りでは、こんなに幸せな子供時代を送ってきたのにこんなに凶悪な犯罪を犯したのかという者はほとんどいなかった」と発言した。 死刑だけが判決の確定後に法相の執行命令を必要とする点については「最後に執行を命じる者としては、ここにこういう人間がいたということを理解する姿勢が必要ではないかという気持ちでやってきた」と述べ、執行を命じる重みをかみしめるように語った。 谷垣法相はこれまでの執行後の会見では「

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    kash06 2013/12/27
    以前のブコメでまさに谷垣さんの心情を聞きたいと書いていたので、こうした声が聞けて良かった。制度の是非とは別に、任に当たるにあたり尊敬できる態度に思った。 http://b.hatena.ne.jp/kash06/20131212#bookmark-173028046
  • 【PC遠隔操作事件】家族との面会禁止の是非を問う(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    PC遠隔操作事件で起訴後も勾留が続いている片山祐輔氏は、今もなお、弁護人以外とは誰とも面会できない「接見禁止」の状態が続いている。家族とも会えず、手紙のやりとりもできない。これに対し、弁護団は接見禁止決定の取り消しを求めたが、東京地裁刑事14部(藤原靖士裁判官)は、「現行法に被告人や弁護人が接見禁止決定の取り消しを請求できる規定がない」として、請求を棄却。これに対し、弁護側は「法律家の悪しき形式論だ」(木谷明弁護士)として、近く異議申し立ての準抗告を行う。最終的には最高裁の判断を求めることが予想され、事件そのものとは別に、被告人の面会の権利を巡る司法判断が注目される。 異議を申し立てることすらできないのか木谷弁護士は、後輩である東京地裁裁判官の判断を「情けない」片山氏は、今年2月10日に逮捕されてから、捜査の間、ずっと身柄の勾留と接見禁止が続いた。捜査は6月28日に終結。だが、その後も勾留

    【PC遠隔操作事件】家族との面会禁止の是非を問う(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    kash06
    kash06 2013/12/23
    「今の片山氏の置かれた状況は、裁判を受ける前から、すでに実刑判決以上の刑罰を受けている状態と言える。 にもかかわらず、接見禁止の解除を申し立てる権利すら認めない、という東京地裁の対応」
  • asahi.com(朝日新聞社):検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通りに 郵便不正 - 社会

    郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の取材でわかった。取材を受けた地検側が事件の捜査現場を指揮した主任検事(43)から事情を聴いたところ、「誤って書き換えてしまった」と説明したという。しかし、検察関係者は取材に対し「主任検事が一部同僚に『捜査の見立てに合うようにデータを変えた』と話した」としている。検察当局は21日以降、格調査に乗り出す。  朝日新聞が入手した特捜部の捜査報告書などによると、FDは昨年5月26日、厚生労働省元局長の村木厚子氏(54)=一審・無罪判決=の元部下の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=の自宅から押収された。FD内には、実体のない障害者団体が郵便割引制度の適用を受けるため、上村被告が2004年6月に発行したとされる偽の証明書や

    kash06
    kash06 2010/09/21
    ぜひ個人への追及と制裁、監視といういつものオチに終わらず、個人ではなく組織への監視、追及と繋がって欲しいところ。