ある一部の人だけに元ネタがわかるタイトル。 上のエントリでも取り上げたんですけど、ブログ本とかって、凄いいっぱい出てるんですね。でも、大体その内容っていうのは、あるカリスマブロガーを取り上げて、「アクセス数を増やすには?」とか「アフィリエイトで稼ぐには?」を学ぶという、「○○に学ぶ〜」系の内容なんですね。 ここで、いきなり歴史学の話をします。 昔の歴史学っていうのはやれ、ナポレオンがどうしたこうした、ヒトラーが、スターリンが、チャンドラグプタ2世がどうしたというような英雄達の事跡を辿るようなものでした(これを、人物史といいます)。今でも、歴史っていうとそういうものだと思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、今の歴史学っていうのはそんなことやっていなくて、極論すると人物史の出番といえば、駅の売店で売っている「戦国武将に学ぶ経営学」とか、週刊ダイヤモンドの特集でのみ、用があるわけで