さて、前回の更新よりすっかり日が開いてしまってしまいました。 ほとんど美術館か博物館に行ってきたので、そちらをブログエントリーにした方が良かったのではないかと思いつつ、隙間に少し読んだ本を。 www.tankosha.co.jp 9月号です。 最初の「茶席のやきもの12編」のコーナーですが「火入」という喫煙具にまつわる焼き物です! えっ、茶会で喫煙具なんて出るのかと、私は初めて知りまして大変驚きました。 とはいえ「最近の茶会で実際に使用されることはさほどありません」「ただ、火入の入った莨盆(たばこぼん)が置かれる場所によって、正客の座る位置を示すという役割を担っています」*1との事だそうです。 形としては、向付や香炉からの転用も多く、あれらのような筒状か四方、六角などの形をとっています。 うーん、いずれにしても使っていたシーンを想像できないです。 歴史の方は、光悦と仁清。やっぱり綺麗ですよ