■「プログラマ育成+静的解析」という幸せな選択 静的解析ツールはコードを実行することなくランタイムエラーを引き起こす不具合を検知し、修正方法を示唆するツールです。これにより、膨大なソースコードから手動で不具合を探す必要が無くなり修正のコストを削減し、実開発ではよくある"不具合を含んだコードを再利用することで不具合が拡散する"ようなことも防いでくれます。エンジニアは不具合を探すという後ろ向きの行程ではなく、本来のクリエイティブな作業に注力できるようになります。 ゲームだけでなくソフトウェア開発全般で活用されていて、これまでに全世界で1100社以上が導入していて、ミッションクリティカルな現場でも活用が進みます。例えば先日話題を集めたヒッグス粒子を発見した欧州合同原子核研究所(CERN)もその一つ。CERNでは 「Coverity Static Analysis」を活用してヒッグス粒子を検出した
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