
はじめに RPGツクールMV発売から1年が経過し、どういった点が得意で何が不得意なのか、みなさんおおよそ把握してきたのではないかと思ってます。 ゲームの根幹を担っているのは HTML5,CSS3,JavaScript というWebベースの技術で、事前コンパイルするプログラムに比べて若干の速度面の見劣り、変数の動的型付やブラウザごとの実行エンジンの違いにより、やや不安定であるという面はあります。 ただ、それを補って余りあるほどの魅力がこのツクールMVにはあります! 今回、ツクールMV実行言語 JavaScript の魅力でもある豊富なライブラリを使って何か面白いことができないかと考え、Chart.jsというグラフ描画用のライブラリに行き着きました。 何故Chart.jsなのか 実際に取り上げるにあたり以下のようなことが決め手になりました。 ライブラリとして実現できることがはっきりしていてわか
CSSの難しさの根源はセレクタにある。CSS設計のための方法論ではどのようにしてセレクタと関わるべきかについて語られる。 その関わり方がCSSのみで実現できなければならないという制約を捨てたのがいわゆるCSS in JSの類(定義的に微妙なやつも全部ひっくるめて)だ。可能性は一気に広がり無数のライブラリが生み出された。 ある程度の期間を経ていくつかの着目すべきアプローチが見えてきた。これから僕はどのようにセレクタと関わっていくべきかという視点で記してみたい。 擬似スコープ 通常CSSのセレクタにはスコープはないが、HTMLやCSSにハッシュ値を付与して特定のコンテキストを擬似的に閉じてしまおうというアイデア。実装としては、Vue.jsの単一ファイルコンポーネント、Angularのコンポーネントスタイル、styled-jsxなど。関連するウェブ標準技術としてShadow DOMがある。 例え
皆さんこんにちは。今回の記事ではJavaScriptの等値比較について見ていこうと思います。 「どうせ==と===の違いとかだろ? 今さらそんな記事書くなよバーカw」と思った人はぜひ期待せずに読み進めてみてください。 「じゃあObject.isでしょ? 知ってる知ってる、使ったことないけど」と思った人はまあ読まなくても大丈夫です。 さて、等値比較というのは、2つの値が等しいかどうか判定することです。JavaScriptにおいて等値比較はどのように行うのか、そしてどのような場面で等値比較が発生するのかをこの記事では余すことなく紹介します。 以降、この記事で仕様書という場合はECMAScript® 2018 Language Specificationを指すものとします。 ==と=== とはいえ、まずは==と===の話をしないことには始まりません。==はJavaScript初心者がとりあえず習
Presentr WEB上で動くプレゼンテーション作成「Presentr」 PowerPointなしでもブラウザ上でサクサクプレゼンテーション 関連エントリ ブラウザ上でリアルタイム顔認識JS「pico.js」 JSのコードをSVG形式のフローチャートにして見やすくする「js2flowchart」 通貨を扱う際のユーティリティ「currency.js」
結果はどうなったでしょうか。 自分が今使っているGoogle Chromeだとこうなりました。 結果は{a: 10}というオブジェクトです。まあ、これは当然ですね。3 + 5と入力すれば実行されて8が返ってくるのですから、{a: 10}というオブジェクトリテラルを書けば{a: 10}というオブジェクトが作られるのは当然です。 ……。 ここで、一部の人は「おいふざけんなよ」と思っているかもしれません。というのも、この例は環境によっては違う結果になるのです。具体的には、Chrome以外2のブラウザのREPL(FirefoxやEdgeなど)が該当します。あと、ts-nodeのREPLも該当するらしいです。これらの環境では、結果は{a: 10}ではなく次のようになります。 オブジェクトを作ったはずなのに結果が10とか意味不明ですね。そもそも、こんな簡単なプログラムで結果が全然違うとか、JavaSc
背景を物理エンジンベースでアニメーションさせる「Physics-Based Backgroun... 次の記事 ≫:WEB上で動くプレゼンテーション作成「Presentr」
動画ファイル、音楽ファイル、画像ファイルなど、大容量のファイルを使用したコンテンツでは、プログレスバーがあると非常に便利です。さまざまなタイプのファイルをプリロードするための超軽量(1kb)JavaScriptライブラリを紹介します。 異なるタイプの複数ファイルを平行にロードする際もサポートした優れ物です。
テキストを部分的にアニメーションしながら交換できる「jQuery Text Rotat... 次の記事 ≫:背景を物理エンジンベースでアニメーションさせる「Physics-Based Backgroun...
やりたいこと データを変形・加工するスクリプトをURL上にホストをして、 ポータブルで永続的でブラウザで完結するWebアプリを作れるようにします! Rubyはデータ加工に最適! Rubyは豊富なメソッドが標準で用意されていて、特にArray, Enumerator, Stringなどよくデータを加工したいときに使えるメソッドがとても豊富です。 メソッドチェーンでつなげていけるところが、人の思考にあっていて、どんどんデータを変えていけるところがRubyの良さだと思います。 そのためデフォルトの言語はRubyです。JavaScriptもオプションで選べるようになってます。 そこで、 データ加工に便利なRubyで書いた小さいWebアプリをURL上にホストします! URLにすべてのコードを載せてしまえば究極的にポータブルなWebアプリになるのではないかという発想です。Itty.bittyにインスパ
Webサイトやスマホアプリのどの部分にでもフォームに入力された値を検証するバリデーションを簡単に実装できる、わずか2.29kBの超軽量ライブラリを紹介します。 バリデーションでよく使用されるルールもデフォルトで30個以上用意されており、ルールをカスタマイズして利用するのも簡単です。 v8n -GitHub v8nの特徴 v8nのドキュメント v8nの使い方 v8nの特徴 v8nの名称は、「validation」の「v」と「n」の間に正確に8文字あるという意味です。 流暢でチェーン化可能なAPI チェーン化可能なAPIを使用して、フォームの検証を簡単に作成できます。 有用な標準検証ルール フォームの検証でよく使用される30個以上のルールが用意されています。 カスタマイズ性 フォームの検証用ルールは、簡単にカスタマイズできます。 非同期検証をサポート バックエンドでの検証のように時間のかかるル
配列キー値の存在チェック 配列・連想配列のキーが存在するかのチェック方法のまとめ。 通常配列のキー存在チェック チェック方法は、単純にif文に直接条件として設定すればよいです。 var foo = []; foo.push("bar"); foo.push("baz"); if (foo[0]) { console.log(foo[0]); }連想配列のキー存在チェック 連想配列もチェック方法は同じで、if文に直接条件設定。 var foo = []; foo["bar"] = "barbar"; foo["baz"] = "bazbaz"; if (foo["bar"]) { console.log(foo["bar"]); } ドット記法であっても同じ。 var foo = []; foo["bar"] = "barbar"; foo["baz"] = "bazbaz"; if (fo
前書き Reactの案件の中で日本語のPDFを出力する必要があり、 そのためにクライアントサイド(React側)のみで日本語PDFを出力する方法をまとめたので記事にしました。 前準備 今回は、pdfmakeというクライアントサイドでPDFを出力するJavaScriptライブラリを利用します。 npmパッケージでも存在するのでコマンドでインストールできるのですが 日本語フォントを利用するため、Githubからjsファイルを落とします。 bpampuch/pdfmake 上記のリポジトリから以下のファイルを落とします。 pdfmake.min.js vfs_fonts.js 日本語PDF出力の準備 pdfmakeは、そのまま利用すると日本語フォントが利用できません。 そのため、独自に日本語のフォントを利用できるようにする必要があります。 ダウンロードしてきた、vfs_fonts.jsに日本語フ
Webデザインにおいて、定番テクニックの1つとして使われるのがパララックスです。パララックスはライブラリを使用することで手軽に導入することができ、Webサイトの印象を大きく変えることができます。 今回は、パララックスの実装におすすめのJavaScriptライブラリをご紹介します。 基本的にVanilla JSで作られているで、依存関係など意識せずに利用することができます。 パララックス(Parallax)とは、英語で「視差」という意味で、Webサイトにおけるパララックスはスクロールなどの動きに合わせて要素が動くスピードをずらしたり、異なる動きを加える演出のことを指します。 数年前に大きく流行し、現在ではWebサイトの定番テクニックの1つとして定着しています。 パララックスをWebサイトに取り入れることによって、デザインに立体感や奥行きを生み出すことができ、また一味違った雰囲気のデザインを作
今まで自分で作ったものが十数個、仕事で5社ぐらいの redux を見てきたので、その結果思うところを書く。 前提として、自分はエコシステムに乗るという意味で今では redux 肯定派だが、redux それ自身が過剰に抱えている複雑さはもっと分解されるべきだ、という立場。 Redux がうまく設計されているとどうなるか 一貫した一つの設計論に従うので、考えることがなくなる 難しさが廃されるのではなく、難しい部分が一箇所に集中する。React Component の末端では、何も考えることがなくなる。状態管理という難しい部分を作る人と、末端のコンポーネントのデザインに注力する人を分けられる。 大規模になっても設計が破綻しにくい、というエンタープライズ向きな特性を持つ。が、その技術基盤は(静的)関数型由来の考えが多く、基礎設計や基盤理解にはハイスキルが要求され、需要と適用対象のミスマッチを感じる
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