■ダークナイト・ライジング (監督:クリストファー・ノーラン 2012年アメリカ映画) クリストファー・ノーランのバットマン3部作完結篇、『ダークナイト・ライジング』を観て来ました。以下、多分ネタバレ無しで書いています。 実をいうとクリストファー・ノーランという監督には、「斬新で良質な映画は撮るけれど」という言葉のあとに「どうも頭でっかちなばかりに今ひとつすっきりしない部分を残しちゃう映画監督」「あれもこれも盛り込んじゃって視点が定まらずさらにそれを畳み掛けちゃうからクドくて途中でイラッとくる映画監督」と言いたくなる部分があって、それは『ダークナイト』『インセプション』で感じたことなんですが、今回の『ダークナイト・ライジング』も確かにそういう部分も感じたけれども、バットマン3部作の終焉という意味ではいい仕事していた、総じて楽しめる映画だったと思いました。 ノーランのバットマン3部作のはじま
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