詳しくは言えませんが、どちらもおもしろいトリックが使われていますよ。 ※アガサ・クリスティーの『ABC殺人事件』にも似ているというご意見をいただきました。 以下、映画『イニシエーション・ラブ』が結末も含めてネタバレです。 本作のネタバレは先に見てしまうとがっかりどころではないですし、制作者も観る前の人に秘密をバラさないように念を押しているので、必ず!鑑賞後に!お読みください! もちろん原作小説の内容も否応なしにネタバレしています!↓ 〜衝撃のデブ登場〜 いやあ本当びっくりした。ああ驚いた。 何せ、映画の初めに登場した主人公・鈴木が、イケメンの松田翔太でなく、冴えないメガネデブ(森田甘路)だったから(失礼な呼び方をしてごめんなさい)。 原作で使われていたのは、「同一人物だと頭の中で想像していたのが、じつは別人である」という叙述トリックでした。 映画では、その登場人物を映像化せざるを得ないため