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ブックマーク / uma-furusato.com (50)

  • ノーザンホースパークに銅像「あたたかい北風」に設置 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    「ディアド ブエナビスタ」前の芝生エリアに設置された銅像 タイトルは「Warm Wind From the North ~あたたかい北風~」 厳しくもやさしい眼差しで見守る吉田氏の姿を表現 7月7日、苫小牧市美沢にある、馬と自然のテーマパークとして多くの観光客が訪れるノーザンホースパークに、吉田勝己氏(ノーザンファーム代表およびノーザンホースパーク代表取締役)の等身大の銅像「Warm Wind From the North~あたたかい北風~」が設置された。 この銅像はディープインパクトやキングカメハメハ、マカヒキ、アパパネ、ラブリーデイなどのオーナーとして知られる金子真人氏(株式会社図研代表取締役社長)が、2015年秋に個人馬主初の「中央競馬八大競走」制覇を、ノーザンファームの生産馬5頭で成し遂げた記念として寄贈したもの。 八大競走とは、JRA日中央競馬会の定めるG1競走のうち、桜花賞(

  • 2017年01月08日 フェアリーS G3 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    1月8日(日)3歳牝馬重賞のフェアリーS(G3)が中山競馬場で行われ、単勝10番人気の伏兵、ライジングリーズンが後方待機からの直線勝負で大外から豪快に差し切り、嬉しい重賞初制覇を飾った。 同馬を生産したのは日高町にある三城ボクジョウ。同牧場にとっても2006年のセントライト記念(G2)を優勝したトーセンシャナオー以来となるJRA重賞勝利となった。 当日は牧場で応援していたという小川美由紀社長は開口一番に「強い勝ち方で正直びっくりしましたが、私の代になって初めての重賞勝ちということでとても嬉しかったです。私が牧場を引き継いで初めてせりに上場した世代でしたので、喜びもひとしおです」と溢れんばかりの笑顔でレース直後の様子を振り返っていた。 小川社長は元宝塚の娘役トップという異色のキャリアの持ち主。同牧場を経営していた先代で夫の小川義勝社長が亡くなられた際に日高に移住し、牧場経営を引き継ぐことにな

  • ペルーサがアロースタッドにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    馬運車を降りて周囲を見渡すペルーサ 父譲りの雄大な馬格を披露した これからここで新生活がはじまる 馬房の中でリラックス 7月1日付けで競走馬登録を抹消、種牡馬入りが発表されていたペルーサが、9月5日、新ひだか町静内のアロースタッドへスタッドインした。 休養していた美浦トレーニングセンター近郊にあるミホ分場から午前8時半に到着したペルーサは、長旅の疲れも見せず元気いっぱい。馬房に通されるとゴロンと横になってリラックスしていた。 ペルーサは父ゼンノロブロイ、母アルゼンチンスター、母の父Candy Stripesという血統の9歳牡馬。07年のセレクトセール・当歳セッションにおいて1億円で落札され、デビュー前から注目を集める良血馬だった。同期にエイシンフラッシュ、ヴィクトワールピサ、ローズキングダム、ルーラーシップ、ダノンシャンティ、ニホンピロアワーズ、ヒルノダムール、エイシンアポロン、トゥザグロ

  • ウォーエンブレムが日本軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設に移動 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    生まれ故郷へ帰国することになったウォーエンブレム 産駒数には恵まれなかったが多く活躍馬を送り出した 日軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設に移動し出国検疫に入った 9月28日午後、安平町早来の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたウォーエンブレム(牡16歳)が、新ひだか町静内の日軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設に移動した。輸出検疫終了後の10月8日に成田国際空港へ向け出発し、9日に米国へ帰国する。今後はケンタッキー州にある引退馬繋養施設のオールドフレンズファームで余生を過ごす。 ウォーエンブレムは父アワエンブレム、母スウィーテストレイディ、母の父ロードアトウォーという青鹿毛の米国産馬。一族には日で大成功を収めた輸入種牡馬ブレイヴェストローマンがいる。 ウォーエンブレムの競走成績は13戦7勝。2歳時の2001年10月にデビュー戦で初勝利。3歳になり通算7戦目のイリノイダービー(

  • ザサンデーフサイチが優駿スタリオンステーションにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    優駿スタリオンステーションにスタッドインしたザサンデーフサイチ 市場取引価格514,500,000円(税込)は当時の国内市場歴代最高価格だった エアグルーヴの5番仔。兄弟姉妹、一族には活躍馬がズラリ 新冠町にある優駿スタリオンステーションに、ザサンデーフサイチ(牡11歳)がスタッドインし、今季から種牡馬として供用を開始する。 ザサンデーフサイチは父ダンスインザダーク、母エアグルーヴ、母の父トニービンという早来町のノーザンファーム生産馬。1996年にオークス(G1)、1997年には天皇賞(秋)(G1)を制してJRA賞年度代表馬となったエアグルーヴの5番仔にあたり、2004年のセレクトセールに上場されると、国内市場における当時の史上最高価格となる514,500,000円(税込)で売却された。 ザサンデーフサイチの競走成績は41戦3勝。2006年10月に東京でデビューし1番人気に支持されたものの

  • ダンスインザダークが社台スタリオンステーションに移動 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    住み慣れた馬房を後にするダンスインザダーク JRA通算1062勝は史上12位の勝利数 ダンスインザダークを積んだ馬運車を見送る関係者 12月22日朝、日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに繋養されていたダンスインザダーク(牡21歳)が、安平町の社台スタリオンステーションに移動した。 ダンスインザダークは父サンデーサイレンス、母ダンシングキイ、母の父ニジンスキーという千歳市の社台ファーム生産馬。全姉には1995年のオークス馬ダンスパートナー、全妹には2004年の桜花賞馬ダンスインザムード、半兄には1994年のステイヤーズS(G3)など重賞3勝をあげたエアダブリン、おいには2012年の中山記念(G2)優勝馬フェデラリスト、めいには2011年のフェアリーS(G3)優勝馬ダンスファンタジア、近親には2005年の天皇賞(春)(G1)優勝馬スズカマンボなどがいる。 ダンスインザダークの競走成

  • 2014年11月01日 アルテミスS G3 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    姉のジュリエットソング メインの厩舎 懐かしい写真。馬番は偶然にも同じ16番 マックスビューティとホクトベガが眠っている 牧場の看板 11月1日小雨の中、東京競馬場で行われた第3回アルテミスステークス(G3、芝1600m)は、9番人気のココロノアイ(牝2、父ステイゴールド、母ビューティソング、尾関厩舎)が、直線で力強い伸びをみせて優勝。嬉しい重賞初勝利を飾った。 生産者で馬主の酒井牧場の歴史は古く、1940年に牧場経営をはじめ、現在の代表取締役酒井一馬さんが4代目になる。これまでに1961年日ダービー優勝のハクショウ、オークス優勝のチトセホープ、1987年桜花賞(G1)とオークス(G1)優勝のマックスビューティ、1993年エリザベス女王杯(G1)優勝のホクトベガなど数々の名馬を産出している。 レース当日、酒井一馬さんは、東京競馬場に関係者3人で応援に駈け付けたそうだ。「尾関先生から、しっ

  • シルバーチャームが出国検疫へ入厩 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    アメリカへの帰国が決まったシルバーチャーム スタッフからは「シロ」の愛称で可愛がられた 2007年にはアメリカ競馬の殿堂入りを果たしている 11月17日午後、今季限りでの種牡馬引退が決まったシルバーチャーム(牡20歳)が、生まれ故郷のアメリカへ帰国するため、新ひだか町静内の日軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設で出国検疫に入った。今後はアメリカケンタッキー州にある引退馬繋養施設のオールドフレンズファームで余生を過ごす。 シルバーチャームは父シルバーバック、母ボニーズポーカー、母の父ポーカーというアメリカ産馬。競走成績は24戦12勝で、3歳時にはケンタッキーダービー(G1)、プリークネスS(G1)を制して1997年の全米3歳牡馬チャンピオンに輝いたほか、1998年のドバイワールドC(G1)など重賞11勝を挙げた。2007年にはその功績が認められ、アメリカ競馬の殿堂入りを果たしている。 2000

  • 長距離重賞・ステイヤーズカップはクラグオーが父仔制覇 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    父母仔・姉弟でホッカイドウ競馬重賞馬となったクラグオー 最後は堂山厩舎同士の競り合いとなった 馬体重530kgで出走した 喜びの口取り写真 優勝馬関係者の皆さん 9月17日、門別競馬場では長距離重賞、第58回ステイヤーズカップ(H1)[アドマイヤムーン賞]が行われた。 ダート2600mのマラソンレースに11頭が参戦。1番人気は過去JRA重賞で好走歴がある7歳馬モズで、休み明けとなった転入初戦を勝利で飾り、門別重賞初Vを狙う。今年の星雲賞(H2)の勝ち馬グッドグラッドが2番人気で、近走は5戦連続連対を果たしている。ホッカイドウ競馬3冠馬クラキンコの全弟で、上級戦で堅実に好走を重ねているクラグオーが3番人気、今回のレースと同距離・王冠賞(H2)を制して挑むスタンドアウトが4番人気に推された。 レースは広いコースを約2周半。スタートから押して前に出たモズが主導権を握り、ニシノファイターが2番手、

  • トウカイテイオーのラストクロップが誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    トウカイテイオーのラストクロップ 牧場スタッフに甘える7月生まれの鹿毛の牡馬 母は濁流に流されながら奇跡的に生還したキセキノサイクロン 昨年8月30日に心不全のため25歳で生涯を終えたトウカイテイオーのラストクロップが、新冠町の遊馬ランドグラスホッパーで誕生した。 最後の産駒は7月3日生まれの鹿毛の牡馬。母は2003年8月に日高地方を襲った台風10号による厚別川の濁流に飲み込まれ、生死をさまよいながら奇跡的に助かったキセキノサイクロン(牝12歳)となる。これまで純血アラブの産駒しか生んでいなかったため繁殖登録をしてこなかったが、今回初めてサラブレッドの産駒を出産したため、母仔ともに軽種馬の血統登録を済ませたという。 遊馬ランドグラスホッパーの荒井亜紀さんは「7月生まれなのでまだ小さいですが順調に育っています。トウカイテイオーのファンの方からも応援してもらってますから、このまま成長して競走馬

  • フェデラリストが韓国へ向け輸出検疫施設に入厩 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    韓国へ輸出されることが決まったフェデラリスト 韓国でもエンパイアメーカーの後継として期待は大きい この日は2歳馬3頭も輸出検疫施設へ入厩した 7月10日、白老町社台にある日軽種馬協会胆振輸出検疫施設に、フェデラリスト(牡7歳)を含む4頭が、韓国への輸出向けた輸出検疫を受けるため入厩した。 入厩したのはフェデラリストのほか、韓国のバイヤーが今年のHBAトレーニングセールにおいて4,752,000円(税込)で購買したスターリングローズ産駒と3,240,000円(税込)で購買したグラスワンダー産駒、昨年のHBAオータムセールにおいて5,250,000円(税込)で購買したゼンノロブロイ産駒。4頭は輸出検疫を終えた18日に胆振輸出検疫施設を出発し、函館から青森経由で州に入り、下関からフェリーで韓国へ向け渡航する。 韓国への輸出が決まったフェデラリストは、1995年のオークス(G1)、1996年の

  • 2014年05月03日 青葉賞 G2 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    終わりから始まる物語というのもある。 日ダービー(G1)のトライアル競走「第21回青葉賞(G2)」を勝ったのは10番人気のショウナンラグーン。日の競馬史に大きな足跡を残したメジロ牧場の、あとを引き継いだレイクヴィラファームの第1期生としてデビューし、同牧場生産馬初の重賞ウイナーとなった。 この日、洞爺湖町のレイクヴィラファームでレースを観戦していた同ファームの岩崎義久さんは「このレースに出走できただけでもラッキーだと思っていました。人気もなかったですし、将来につながるようなレースをしてくれたら」と、レース前は気楽な気持ちだったという。 「ゆっくりめのペースでしたが折り合いはついていましたし、最後は必ず良い脚を使ってくれる馬。最後の直線で、前を行く馬たちとどこまで差を詰められるのか」という思いは、良い意味で裏切られることになる。直線、スムーズに外に持ち出されたショウナンラグーンは、1頭、

  • 重賞ウイナーの祖母となったメジロドーベル~胆振連絡センター | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    メジロドーベル メジロドーベル親子(当歳馬は牡、父ルーラーシップ、1月31日生まれ) メジロドーベル親子(当歳馬は牡、父ルーラーシップ、1月31日生まれ) メジロドーベルの当歳馬(牡、父ルーラーシップ、1月31日生まれ) ショウナンラグーンの母メジロシャレード親子(当歳馬は牡、父ジャングルポケット、5月11日生まれ)左:マネージャーの岩崎義久さん、右:スタッフの的野智志さん メジロサンドラの当歳(牡、父ステイゴールド、4月3日生)。母の父はメジロマックイーン。 洞爺湖町の(株)レイクヴィラファームに繋養されているメジロドーベル(20)が当歳馬と共に元気に過ごしております。 5月3日(土)、同馬の孫にあたるショウナンラグーンが青葉賞(G2)を優勝!同牧場のマネージャーを務める岩崎義久さん(35)は「メジロの血を繋いでいくということが、レイクヴィラファームに課せられた使命ですので、ドーベルの孫

  • ルーラーシップを訪ねて~社台スタリオンステーション | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    ルーラーシップ 偉大な父、母の血統を後世へ伝えていく重要な役割を担っている キリっとした引き締まった聡明な顔 牡馬に生まれ落ちた、その瞬間から種牡馬となることがさだめられていた馬、それがルーラーシップだ。父キングカメハメハ、母エアグルーヴ。その血統表のどこを探してもサンデーサイレンスの文字を見つけることができないが、日で求めうる最高レベルの血統であることを疑う余地はない。 「昨年は有馬記念(G1)を使ってからの引退でしたので、やや準備期間が少なかった面は否めませんが、それでも大変多くの配合申し込みをいただきました」と事務局。発表されたリストをみればメジロドーベルやエイシンサンサン、エリンコートのようなビッグネームが並ぶが、やはりサンデーサイレンス系牝馬が目立つ。前述のエリンコートはもちろん、フサイチエアデールやエフティマイア、ハッピーパスにヴィーヴァヴォドカなどなど。驚いたのはディープイ

  • ロードカナロアが社台スタリオンステーションにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    社台スタリオンステーションに到着したロードカナロア 2013年度JRA賞年度代表馬&最優秀短距離馬を受賞 父キングカメハメハ似の顔つき 1月16日午後2時頃、安平町早来の社台スタリオンステーションにロードカナロア(牡6歳)がスタッドインし、今季からスタートする種牡馬生活に向け、新たな一歩を力強く踏み出した。 ロードカナロアは父キングカメハメハ、母レディブラッサム、母の父ストームキャットという血統で、新ひだか町三石のケイアイファーム生産馬。 競走成績は19戦13勝2着5回3着1回。2010年12月のメイクデビュー小倉で初陣を飾ると、4戦目から破竹の5連勝で2011年の京阪杯(G3)、2012年のシルクロードS(G3)を連覇。2012年のスプリンターズS(G1)をコースレコードで圧勝しG1初勝利を挙げた。続く香港スプリント(G1)も優勝。日調教馬初の同レース制覇を成し遂げ、2012年度JRA

  • ロジユニヴァースを訪ねて~優駿スタリオンステーション | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    優駿スタリオンステーション(新冠町)が1988年の設立以来、初めて迎えた日ダービー馬。それが昨年に入厩したロジユニヴァースだ。新冠町内へのダービー馬導入はサニーブライアン(CBスタッド※当時)以来とあって、11月13日のスタッドインには近隣の生産者や(株)優駿関係者、多くの報道陣が集まり、盛大なものとなった。優駿スタリオンステーションの山崎努主任は「初めて見る景色にも動じることなく、堂々とした立ち居振る舞いでした。さすがはダービー馬、と皆が感心していましたよ」と当日の様子を振り返る。スタッドインには久米田正明オーナーも駆けつけ、州からの移動に使われた馬運車はオーナー所有の特注車、ロジユニヴァース号。種牡馬としての成功を願うオーナーの強い気持ちがそこに表れているようだった。 ロジユニヴァースは2歳の7月にメイクデビュー阪神(芝1800m)を勝利すると、約3か月間の休養を経て向かった札幌2

  • ホッカイドウ競馬の競走能力・発走調教検査で13歳馬が合格 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    気合乗り十分で馬場入場へ向かうマーチャンダイズ 最後まであきらめずゴールを目指した 晴れて競走馬の仲間入り。中高年の星を目指す。 9月16日、ホッカイドウ競馬の競走能力・発走調教検査が、台風18号接近の影響による大雨のなか門別競馬場で行われ、13歳の未出走馬が見事合格を果たした。 13歳にして競走馬へのパスポートを手にしたのは、マーチャンダイズと名づけられたセン馬。父ホワイトマズル、母ロングシンシア、母の父ワッスルタッチという血統を持つ。 マーチャンダイズはかつて、ロングチャンピオンという名で南関東・大井に入厩したが、2歳時で600kg近くあった馬体重が絞り切れず競走生活を断念。未出走のまま競走馬登録を抹消し、乗用馬として新冠町の乗馬倶楽部「遊馬ランド グラスホッパー」に引き取られた。 その後、マーチャンダイズは、トライアンフⅠと名を変え乗馬大会で活躍。とくに長距離を得意とする父ホワイト

  • 追悼~トウカイテイオー | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    トウカイテイオー(2011年9月撮影) トウカイテイオー(2011年9月撮影) トウカイテイオー(2011年9月撮影) 8月30日午後、社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたトウカイテイオーが急性心不全のために亡くなった。前日まで、というよりも当日の朝もいつもと変わらない様子だったそうで、スタリオンスタッフにとっても事務局にとっても、まさに晴天の霹靂。気がついたら、馬房の中で倒れていたそうだ。 数年前からスタリオンに新設された厩舎と放牧地を自由に行き来できる放牧地に移動。閑静な環境で元気に過ごしていると聞いていただけに訃報を聞いたときは驚いたが、改めて考えれば25歳。今年も2頭の繁殖牝馬に配合したそうで、生涯現役を貫き通しての大往生に、帝王としての生き様を見たような気がする。 オーナーが所有するオークス馬トウカイローマンに配合しようと入手したシンボリルドルフの種付権利。トウカイ

  • 2013年05月26日 日本ダービー G1 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    ひとつの夢は、次の夢へのステップだ。 感動のダービー(G1)から1週間。 所狭しと飾られた花がダービーの余韻を残しているものの、第80代ダービー馬キズナを生産した(株)ノースヒルズ(北海道新冠町)の牧場事務所は、すでに日常を取り戻していた。草がきれいに刈りそろえられた放牧地、掃除が行き届いた厩舎まわり。そして、何よりも次代を担う馬たちが、いつもと変わらぬ様子で草を噛んでいる。 新冠町にあるノースヒルズは、1984年創業。約100ヘクタール繁殖牝馬が約60頭。繁殖牝馬と当歳、それから育成に送り出す前の1歳馬を約30人超のスタッフが管理している。桜花賞(G1)などG1レース3勝のファレノプシスや天皇賞(春)(G1)を勝ったビートブラック、天皇賞(秋)(G1)のヘヴンリーロマンス。ジャパンカップダート(G1)2連覇でドバイワールドカップ(G1)2着のトランセンドや宝塚記念(G1)などを勝ったアー

  • キモンノカシワがレックススタッドを退厩 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    雨の中、慣れ親しんだ厩舎を後にするキモンノカシワ ディープインパクト産駒では3頭目の後継種牡馬となった ステーブルメイトの見送りに駆けつけたトゥナンテ 6月15日、今シーズンから新ひだか町静内のレックススタッドで種牡馬生活を送っていたキモンノカシワ(牡4歳)が、新冠町の西村牧場泊津分場に移動した。 キモンノカシワは父ディープインパクト、母オイワケトモエ、母の父ブラックタイアフェアーという血統。2005年に皐月賞(G1)、ダービー(G1)、菊花賞(G1)を無敗で制したほか、2006年には天皇賞(春)(G1)、宝塚記念(G1)、ジャパンC(G1)、有馬記念(G1)に勝ち、2005、2006年と2年連続でJRA年度代表馬に輝いたディープインパクトの2年目産駒となる。 競走成績は不出走ながら、半姉にJRA3勝、ホッカイドウ競馬1勝のキモンレッド、半兄にJRA3勝のキモンホワイト、近親に2003年の