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ブックマーク / tannomizuki.hatenablog.com (5)

  • GEの復活とプロダクトマネージャー制 - 小さなごちそう

    GEが「シリコンバレー式」の価値創造プロセスを取り入れる過程を取材して書籍化した書。めちゃ面白い。 GE 巨人の復活 作者: 中田敦 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2017/06/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る リーマン・ショックを機に金融業から製造業に回帰し、さらに「as a Service」化。断片的にニュース記事で見知っていたことがストーリーとして繋がって、ここまで当にやったのかと感銘を受ける。レガシー産業をテクノロジーで刷新するxTechが注目されるようになって久しいけど、GEはまさに製造業をITで刷新している。すごく学ぶところが多い。 製品化まで5年かかる自社と、Bulid-Measure-Learnを繰り返して短期間でイノベーションを起こすシリコンバレーのスタートアップを比較して、GEはこのままでは滅びると危機感を持つ。そこから変化

    GEの復活とプロダクトマネージャー制 - 小さなごちそう
  • ドッグフーディングの落とし穴 - 小さなごちそう

    photo by Mitchel ドッグフーディング(Dogfooding)とは、自社製品を社員が日常的に利用して、製品の問題点をチェックすることを言う。ユーザー視点で製品の品質やUXを確認することができる。 ただ、ドッグフーディングにはいくつか落とし穴がある。Wikipediaに簡潔にまとまっていたので紹介する。 ▼ Eating your own dog food / Criticism and alternative terms 開発者はユーザービリティや一般ユーザーの知識量を考慮せずに機能追加しがちである。 「ソフトウェアのアップデートをリリース版からではなくβ版から行う」など、一般ユーザーと異なる利用体験をしていることがある。 自社製品だけでシステムを構成してしまう(一般的にユーザー企業は複数のベンダーの製品を組み合わせて社内システムを構築する)。 個人的に注意しなければならない

    ドッグフーディングの落とし穴 - 小さなごちそう
  • Computational Thinkingとは何か - 小さなごちそう

    Computational Thinking(CT/計算論的思考)とは問題解決のプロセスを分解したもので、その名の印象とは異なり、科学分野のみならず人文領域も含めてあらゆる問題の解決に使える手法だ。 1. Decomposition(問題の分解) 複雑な問題を解決可能なレベルまで分解すること。 2. Pattern Recognition(パターンの発見) 周期性や法則性を見抜くこと。 3. Abstraction(抽象化) 枝葉を切り落として重要な要素だけを抜き出すこと。(数学の文章問題を解くときの作業に近い) 4. Algorithm Design(手順化) ステップバイステップで、問題解決の手順を明らかにすること。(料理レシピのイメージ) 初等教育におけるプログラミング教育の目的は、プログラムを書けるようになるのがゴールではなく、このComputational Thinkingを身

    Computational Thinkingとは何か - 小さなごちそう
  • プロダクトマネージャー制度を導入するにはどうすれば良いのか - 小さなごちそう

    KAIZEN platform Inc. 技術顧問 伊藤直也さんの、プロダクトマネージャーに関するツイートがとても示唆に富んでいるのでまとめさせていただく。 ソフトウェアエンジニアのひとがなにかと口うるさいの、組織的な怠慢のツケをはらう羽目になるのがだいたい自分たちだから、というのはあるだろうね。ごまかしがきかない仕事だし — Naoya Ito (@naoya_ito) 2015, 10月 21 良く見る典型例は、企画とか品質を保証する仕事までエンジニアに丸投げして、エンジニア側にはその期待値がなくてお互いの思惑がずれる、みたいなケースだな。この場合にエンジニアがしょぼいものを作るから、と指を指されてるけど、問題は製品企画開発の責務を組織の中で曖昧にしてるところにある — Naoya Ito (@naoya_ito) 2015, 10月 21 たまたまエンジニアの中にそこまで含めて上手な

    プロダクトマネージャー制度を導入するにはどうすれば良いのか - 小さなごちそう
  • ブレストをやめて、ペイン・ストーミングを始めよう - 小さなごちそう

    問題解決をスムーズに行うために、ソリューションではなく問題構造を明らかにしようという記事を書いた。まず顧客課題を明らかにしないと、ソリューションが適切かどうか判断することができない。 とはいえ人間の習慣はなかなか変えられないので、複数のメンバーでブレストをしているとどうしてもソリューションのアイデアを出し合う場になってしまう。 そういう時は、ペイン・ストーミング(Painstorming)を試してみよう。 ペインストーミングは次の4つのステップで問いかけを行う。 ※ペイン(PAIN)の頭文字になっている。 Person 誰の課題を解決するのか。 Activities 彼らは毎日行っていることは何か、そしてその結果はどうなるのか。 Insights 目的達成のために次善策として工夫していることは何か。彼らが仕方なく行っている行動やプロセス、仕方なく使っているツールは何か。 Needs 顧客の

    ブレストをやめて、ペイン・ストーミングを始めよう - 小さなごちそう
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