“マッシュアップ”をエンドユーザーの手に--ジャストシステムが「xfy」の最新デモを披露:ITpro ジャストシステムは2006年6月29日、同社が開発を進めるXMLをベースとしたアプリケーションの開発・実行環境「xfy(エクスファイ)」の最新デモを披露した。2006年夏に出荷を予定している企業向け製品「xfy Enterprise Solution 1.0」の実演のほか、技術プレビューとして「マッシュアップ」の実現機能を公開。xfyがエンドユーザーにとっても有用な製品であることをアピールした。 20年前、「NEC PC-9800」と共に「一太郎」「ATOK」で、日本におけるパソコンのオピニオンリーダーであったジャストシステム。Windowsの波に乗り遅れ、インターネットで巻き返しを図りつつも中々出口が見えないでいるに違いない。 ここ数年は、日本語解析の技術を生かした「ComceptBas
「xfy Basic Edition」を利用した、ネットトレーディングシステムの画面。株価を示すグラフに、赤い折れ線で気温の情報も重ねている ジャストシステムは2006年6月29日、同社が開発を進めるXMLをベースとしたアプリケーションの開発・実行環境「xfy(エクスファイ)」の最新デモを披露した。2006年夏に出荷を予定している企業向け製品「xfy Enterprise Solution 1.0」の実演のほか、技術プレビューとして「マッシュアップ」の実現機能を公開。xfyがエンドユーザーにとっても有用な製品であることをアピールした。 マッシュアップとは、Webサービスなど複数のサービスや技術を組み合わせて、別の新たなサービスを構築することを指す。米グーグルが提供する地図情報サービス「Google Maps」を利用してさまざまな情報を視覚的に提供するサービスを開発する、といったものだ。現在
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ジャストシステムは6月28日、同社が開発しているXMLアプリケーション開発/実行環境「xfy(エクスファイ)」の最新動向に関するプレス向けの説明会を都内にある同社オフィスで開催。実用化が間近に迫った企業向けソリューションの概要や次世代のxfy活用方法などについて紹介した。 xfyは、あらゆる種類のXMLファイルをWYSIWYG(What you see is What you get)により容易に作成/編集できるソフトウェア製品。今回、xfyを中核に企業システム構築に必要な機能を体系化した企業向けソリューション「xfy Enterprise Solution 1.0」および「xfy Database Adapter for DB2 9」
ジャストシステムは、DB2 Viperと連携するxfy Enterprise Solutionを8月初めに出荷することを明らかにした。DB2 Viperに格納されたXML文書をクライアントで自由に組み合わせ、活用できるという。 ジャストシステムは6月28日、都内のオフィスでプレス向けのブリーフィングを行い、統合XMLアプリケーション開発・実行環境である「xfy(エクスファイ)Enterprise Solution 1.0」と「DB2 Viper Extension kit」を8月初めに出荷することを明らかにした。同社は2004年11月、あらゆるXML文書を自由に読み、書き、組み合わせ、WYSIWYGで扱うことができるxfy technologyを発表しているが、同技術を基盤とした製品の出荷は初めて。 xfy Enterprise Solution 1.0は、企業におけるXML文書の作成・編
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます システムの総所有コスト(TCO)削減などの要請に伴い、今後のエンタープライズ向けシステム開発の重要な手法として期待されるサービス指向アーキテクチャ(SOA)。5月16日より米国サンフランシスコにて開催された「2006 JavaOne Conference」でも、このキーワードを中心としたテクノロジセッションや展示が行われていた。JavaOneのセッションや展示会場を通じて、各ベンダーのSOA対応製品およびJava関連技術の利用状況について探った。 Javaは当初、Sun MicrosystemsのフェローであるJames Gosling氏らが、コンピュータネットワーク社会で使うことを考慮して、組み込み機器向けに開発していた言語が進化して
株式会社ジャストシステムがxfyを発表したのが、昨年のJavaOneだ。発表から1年経った今、xfyはどのような進化を遂げたのだろうか。今回、JavaOne会場で、xfyの製品コンセプトや戦略を同社代表取締役社長の浮川和宣氏に伺った。 ―JavaOneには2度目のチャレンジとなりますが、感触はいかがでしょうか? 浮川氏 昨年はすべてが手探りの状態でしたが、アメリカにオフィスを設立してチームを編成し、本格的な技術をリリースできるようになりました。今年はこの1年で得た成果をデモを通じて参加者に伝えています。 ―JavaOneに出展されている理由はなんですか? 浮川氏 xfyはもちろん、ジャストシステムの高いテクノロジーを世の中に広め、特にレベルの高いエンジニアに知ってもらうためです。昨年度にはじめてJavaOneにxfyを出展しましたが、多くの興味を持っていただき、知名度の向上とともに製品につ
前回の浮川氏のインタビューに続いて、今回はxfyの製品コンセプトや戦略を株式会社ジャストシステムxfy projectのシニアエンジニアの羽鳥氏とエンジニアの吉田氏に伺った。 ―xfyとBIツールとの違いを教えてください。 吉田氏 BIツールも企業内の資産に対して、エグゼクティブ・中間管理職・ユーザーなどでフロントエンドを使い分けることができます。しかしxfyでは部門ごとに限らず、極端な話、全社員が違うビューを持つことができるのです。ここがビューを変えるのにアプリケーションに手を入れなければならないBIツールとの大きな差です。 xfyでは「xfy View Designer 1.0」という機能を使えば、オフィス製品を使用したことのあるユーザーなら簡単にビューを作ることができます。このユーザーが自分でデータを思ったとおりに利用することをUltra RADといいます。 本当に必要な機能であって
5月23日 発表 株式会社ジャストシステムは23日、平成18年3月期(2005年4月1日~2006年3月31日)の決算を発表した。 連結の売上高は122億1,300万円、営業損失は11億2,100万円、経常損失は9億500万円となった。XMLのアプリケーション開発実行環境「xfy」への投資が主因で赤字に転落した。 同社では「今回の損失はxfy事業への先行投資による一時的損失」としており、配当も行なう。また、「xfyへの投資はここ数年のうちに大きく結実し、今後の当社の大きな成長の柱となる」としている。なお、xfyの売上への寄与は2006年度に発売を予定している「xfy Enterprise Solution 1.0」の出荷以降となる見込み。 事業部門別では、パッケージソフトを扱う「ビジネス&パーソナル関連事業」が対前年比4.6%のマイナス、ConceptBaseなどの「ビジネスシステム事業」
— xfyとBIツールの違いを教えてください 吉田氏:BIツールも企業内の資産に対して、エグゼクティブ・中間管理職・ユーザなどでフロントエンドを使い分けることができます。しかしxfyでは部門ごとに限らず、極端な話全社員が違うビューを持つことができるのです。ここがビューを変えるのにアプリケーションに手を入れなければならないBIツールとの大きな差です。 xfyでは「xfy View Designer 1.0」という機能を使えばオフィス製品を使用したことのあるユーザなら簡単にビューを作ることができ、ユーザが自分でデータを思った通りに利用することをUltra RADといいます。 本当に必要な機能であっても、必要なのが少人数という理由で実現できない場合が多いと思います。しかし、xfyではアナログ的な需要を反映することが可能です。必要なデータをいつでも組み合わせることができますし、棒グラフから円グラフ
従来のIT資産を最大限に活用でき、xfyでXMLの新たな可能性を導くジャストシステム 会場:サンフランシスコ Moscone Center 記者:ThinkIT編集局 2006/5/19 ジャストシステムが昨年のJavaOne 2005で統合XMLアプリケーション開発・実行環境である「xfy」を発表した。発表から1年経った今、xfyはどのような進化を遂げたのだろうか。JavaOneの会場でジャストシステム社長である浮川和宣氏にxfyの製品コンセプトや今後の戦略を伺った。 — JavaOneで「xfy」の展示を行うのは2度目となりますが、来場者からの反応はいかがでしょうか? ジャストシステム 浮川和宣氏(以下、浮川氏):昨年はすべてが手探りの状態でしたが、アメリカにオフィスを設立してチームを編成してから、本格的な技術をリリースできるようになりました。今年はJavaOneの会場を通じて、ジ
[ 2006.05.17 ] 2006 JavaOne Conferenceにて Web2.0時代の 「xfy Mashup Platform」を提案 Ajaxを活かすxfyミドルティア利用技術も展示 株式会社ジャストシステムは、米国時間5月16日(火)から19日(金)まで米国サンフランシスコ市で開催される世界最大規模のJava開発者会議「2006 JavaOne Conference」において、昨年に引き続き、本年7月に出荷を予定している統合XMLアプリケーション開発・実行環境である「xfy Enterprise Solution 1.0」および、その応用技術デモンストレーションを実施します。 xfyは、その大きな特長の一つとして、複数のXMLデータを同一画面上でダイナミックに扱え、ユーザーフレンドリーなビジュアライズ環境を実現します。xfyのこの特長は、XMLドキュメントハンドリングの
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