Published 2023/02/01 18:08 (JST) Updated 2023/02/01 18:25 (JST) 岸田文雄首相は1日の衆院予算委員会で、同性婚の法制化に関し「極めて慎重に検討すべき課題だ」と述べ、否定的な考えを改めて示した。同性カップルに結婚の自由を認めようとしない理由について「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」と強調した。
自分のために生活することに飽きた 中村 “一般的な結婚”の概念からすると、能町さん夫婦もうちの夫婦も異色ですよね。お互い夫がゲイで、恋愛感情もセックスもないわけだから。 能町 お相手は、もともとお友だちだったんですよね? 中村 新宿二丁目の飲み友だちだったの。10歳年下の彼は当時、香港から日本に留学で来ていて、ビザの関係で帰らなくてはいけなくなったんですよ。ワーキングビザも取れず途方にくれていたから、勢いで「じゃあ結婚しようか」って、私から。まさか23年も結婚生活が続くとは、周りも本人も思っていなかったけどね。(笑) 能町 私は、一人暮らしがいやになって「結婚」を思いついたんです。20年近く一人で暮らしてきて、自分のために生活することに飽きてしまって。家事が嫌いだから料理もしないし、部屋も汚くて仕事が捗らない──。誰かと住めば生活が変わるかな、と思ったんです。ただ39歳にもなると、ルームシ
「子どもの出自に関すること」を赤の他人が聞く意味とは?同性同士で子どもを授かっている場合、どちらかには血縁関係がありません。(または両方の場合も) 同性同士でなくても、不妊治療を受けたふうふや養子を育てている人も同じだと思います。 同性同士で子どもを持つと、様々な質問を受けます。 特に多いのが子どもの出自に関する質問なのですが、「知ってどうするんだろう?」と。 場合によって答えたくない人や心境の時もあるんですよね。そんな時は「プライバシーに関することだから」と言って答えないこともあります。 ふたりパパのみっつんさんは「子どもの出自にも関係するから、答えられないんだよねー」と言っているそう。 興味本位でついつい聞きたくなってしまうのはわからなくもないんですが、プライバシーの侵害だなぁと思うことも多々あります。 プライベートな質問や言葉を発する前に、まずはその人と信頼関係を作るのが先とも思いま
世間の一般的な「結婚」の概念からすると、うちの結婚スタイルは異色だと思う。何しろ夫がゲイで、私たち夫婦の間に性的交渉は一切ないからだ。 結婚した'97年当初は雑誌に「偽装結婚」などと書かれたし、周りの友人知人も「どうせ長続きしないでしょ」と思っていたようだ。 というか私自身、長続きさせる気もなかった。すでにバツイチだった私は結婚に対して夢なんか持ってなかったし、「一生添い遂げるなんて無理でしょ」と考えていたのだ。 「結婚すればいいんですね!」と激怒 なら、なぜ結婚したのかというと、香港人の夫が日本に在留できるようにと思ったからである。夫(その当時はまだ夫じゃなくて親友だったのだけど)は学生ビザで日本に留学していたのだが、卒業と同時に学生ビザは失効するわけで、続けて滞在するためにはワーキングビザを取得しなければならない。 だが日本で職を探したものの見つからず、途方に暮れた彼から相談を受けた私
福岡市の20代と30代の男性カップルが5日、市内の区役所に婚姻届を提出した。市は不受理とする見通しで、2人は憲法が保障する婚姻の自由を侵害し、法の下の平等にも反するとして、近く国に損害賠償を求めて福岡地裁に提訴する方針。 婚姻届を提出したのは、こうすけさん(29)とまさひろさん(31)=いずれもフルネームと漢字表記は非公表=で、福岡県弁護士会館で記者会見して明らかにした。 福岡市は2018年4月から性的少数者(LGBTなど)のカップルを公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」を導入し、2人も宣誓している。しかし、民法と戸籍法は男女の「夫婦」を基本としており、国内の自治体に婚姻届を提出しても受理されない。2人の婚姻届も受理されない見込みだ。
6年間同居している同じ年齢の同性パートナーがいると自己紹介したあと、こう書きます。 付き合い当初のカップルって、たいていの人がそんなもんだと思いますが、そのころはただそのパートナーとの一対一の関係性しか見えず、一緒にいて楽しければそれで満足していました。アパートを借りて同棲を始め、平日の昼間は私も彼も普通のサラリーマン、夜は一緒に過ごして、週末は一緒に飲み屋行ったり旅行したり。 お互いの間の関係性を深めることで満足していた私たちは、周囲のゲイとの交友関係性はあったものの、その外にある社会へ積極的に関係性を持つことなく過ごしていました。もちろん会社やお互いの家族へのカミングアウトもありませんでしたが、それはそれで、楽しく過ごしていました。 しかし、そんななか私の勤める会社の人事異動で、2009年から3年間の海外赴任(アメリカ)の内示がありました。これが、同性愛者の存在をまったく認めていないと
ただ世界でたった一人の「家族」と一緒にいたかった。台湾と日本、結婚できない「二人の男性」が辿り着いた場所 桜もピークを過ぎ、少しずつ散りはじめてきた4月中旬。私は千葉県内のとある駅の改札でその人と落ち合った。Gさんだ。 マスクをしたGさんは「花粉がひどくて」と言った。1969年に台湾の台北市で生まれ、今年で50歳になる。Gさんはゲイで、HIV陽性者でもある。 幼少期に自身がゲイであることを自覚した彼は、そのコンプレックスから何度も自殺未遂を繰り返し、家族とも疎遠になった。 1992年、23歳のときに逃げるように台湾を離れた彼が留学生としてやってきたのが日本だった。 1993年に再び観光ビザで日本にやってきた際、現在のパートナーである日本人のYさんと出会い、1994年にもう一度観光ビザで日本へ。それ以来、今までずっと日本で暮らしている。 日本出身のYさん(左)と台湾出身のGさん(右) 90年
【漫画】「今の日本を生きるひとりのゲイが伝えたいこと」が話題 → LGBTの地域格差とは? P.K.サンジュン 2019年5月29日 つい先日、台湾でアジア初となる「同性婚を容認する特別法」が成立したと話題になった。2019年5月29日現在、アメリカ・フランス・オーストラリアなど、世界26カ国で同性婚が認められているが、日本では法整備どころかまだまだ議論が熟していないのが現状だ。 とはいえ「このご時世、LGBTの人もそんなに不便はないでしょ?」とお考えの方も多いかもしれない。だがしかし、実際には今回ご紹介する漫画『今の日本を生きるひとりのゲイが伝えたいこと』にあるように、様々な障害が存在するようだ。 ・実話漫画 漫画『今の日本を生きるひとりのゲイが伝えたいこと』を公開したのは、性のあり方やフェミニズム、性の知識や多様性を漫画やイラストで紹介す「Palette / パレット」(@ Palet
日本のゲイの方に見てもらいたい映画 このサイトでもLGBT関連の映画をいくつか紹介しておりますが、これまで色々なLGBT映画を見てきました。 映画特集で「絶対に見るべきLGBT映画〇選」などを覗いてみると、『ミルク(Milk)』、『ブロークバック・マウンテン(Brokeback Mountain)』、『君の名前で僕を呼んで(Call Me By Your Name)』、『パレードへようこそ(PRIDE)』、『ムーンライト(Moonlight)』『モーリス(Maurice)』、『ウィークエンド(Weekend)』などなど様々な作品が紹介されています。 どれも素晴らしい作品ですが、やはり個人的には橋口亮輔監督の『ハッシュ!』(2001年)は最高傑作だと思いますし、日本人であればこの映画から学べることは多くあるとも思っております。 ストーリー ペットショップで働く直也(高橋 和也)。気ままなゲイ
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