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ブックマーク / www.arsvi.com (1)

  • 野崎泰伸「ベーシック・インカム/生活保護/働く/働かない」

    はじめに 確認しておくべきこと ベーシック・インカム(以下BI)の論理や思想が、私たちにもたらした意義とは、生きること、生存し続けることと、働いて生きるための財を得ることとの連関を弱めたことである。言いかえれば、「働かざる者うべからず」という価値観からの転換を促したということである。すなわち、働かなかったり働けなかったりすることでその人の生存が脅かされてはならない、ということである。まずは、ここを確認しよう。 私自身、「生活保護とベーシック・インカム」論文では、生活保護とBIとをあたかも対立するようなものとして描いてしまったため、BIに対して否定的なスタンスであると誤解されがちになってしまった。しかし、文でも述べたように、けっしてBIを棄却したりするものではない。その点を修正して、障害学会のシンポジウムで報告したが、いま一度それを整理する必要があるだろう。 報告では、上の意義に立ち返

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