3月末にアップルが第6世代の新しい9.7インチiPadを発売した。これまでは上位のiPad Proシリーズだけが対応していたアップル独自のスタイラスペン・Apple Pencilに、「37,800円(税別)~」という手頃な価格で買えるiPadが対応したことで多くの人々のクリエイティビティが刺激されるだろう。 前回の記事では、新しいiPadが「仕事に使えるのか」、主にiPad Proとのスペック比較をしながら検証した。今回は、新しい9.7インチのiPadがプロのワーキングスタイルを革新するツールになり得るのか、iPad Proを使ってきたライターとグラフィックデザイナーが実際にそれぞれの仕事の現場で試してみた。 取材メモや校正作業にiPadとApple Pencilが大活躍 まずははじめに筆者がライター兼編集者のプロの端くれとして、新しい9.7インチiPadを試用したインプレッションから報告