ラズパイで温度や湿度、気圧を測定する方法については第1回から第3回、第26回から第27回、第28回と紹介してきましたが、前回から取り上げている拡張ボード「Sense HAT」のセンサーでも同様に測定できます。前回と同様にラズベリーパイ財団のWebサイトを参考にして手順を紹介します。
Windows 10の隠れた目玉機能「プロビジョニング」を使いこなす“3つの提案”:横河レンタ・リースの「Win10運用マスターへの道」(4)(1/3 ページ) Windows 10におけるOS展開の新技術「プロビジョニング」。うまく使いこなせば大きなメリットがあるものの、まだまだ課題が多いのも事実。今回はその課題を乗り越え、企業で活用するための現実的な方法をご紹介します。 こんにちは。横河レンタ・リースで、ソフトウェアの製品開発を担当している松尾太輔です。 Windows 10がこれまでのOSと最も異なる点は、半年ごとに大型アップデートが行われ、古いバージョンはリリースから18カ月でサポート切れになってしまうという点です。このスケジュールにどう対応し、運用していくか。これは、情シス担当者にとって大きな負荷になる可能性があるでしょう。 第3回では、その際に有効なOS展開の方法として「プロビ
中小の“デジタル格差拡大”を止められるか 鍵を握る3つの施策 コロナ禍において、デジタル化は多くの企業で急務になった。ただし、中堅中小企業は、先進的に導入する企業と、デジタル化になかなか踏み出せない企業とに二極化している。後者においては、新たな働き方に移行できなかったり、業務効率化や生産性向上に遅れが生じたりといったデジタル格差が生まれはじめている。 日本マイクロソフトは、クラウドビジネスを拡大させることで、中堅中小企業が抱えるDXの課題解決にもつなげる考えだ。 三上氏は「全国約380万社の企業のうちの99.9%を占め、約4000万人の従業員数の約7割を占める中堅中小企業がデジタル化を進めることは、日本を元気にするための重要な要素だ。DXを少しでも実現できるように支援や投資を拡大したい」と述べた。 中小企業のDX推進に向けて、日本マイクロソフトが発表した取り組みは3つある。 関連記事 デル
IMSI:ネットワークで使われる管理番号 IMSI(アイ・エム・エス・アイもしくはイムジー)は、携帯電話の回線契約1つにつき1つ割り当てられる15桁程度の管理用の番号です。MSISDNと似ていますが、MSISDNが利用者に提供される番号であるのに対し、IMSIは携帯電話ネットワークの中で使われるための番号です。 利用者が自分のSIMカードのIMSIを知る機会はあまりないかもしれません。ですが、MSISDNが電話をかけたり受けたりする時以外にあまり役に立つことがない番号であるのに対し、IMSIははるかに重要な役割を果たします。 例えば携帯電話の電源が入ると、基地局との最初の通信においてIMSIをチェックされ、IMSIのデータベースである「HLR/HSS」が許可したサービスだけを利用することができます。 例えば、国際ローミングの契約がない利用者のIMSIがHLR/HSSに記録されていれば、その
ファイルを間違って削除してしまったときのショックはよく分かる。誰にでもあり得る失敗だ。だが、失われたファイルを取り戻す簡単な方法はある。しかも、それはどの標準Linuxシステムでも使える方法だから、覚えておいて絶対に損はない。 例えば、あなたが午後いっぱいを費やして製作したオーディオファイルの再生を楽しみながら、「やあ、こいつはすごい音だ! こっちに移動しておくとしよう」と思ったとする。そのとき、潜在意識が違和感を唱えるのだ。「ええと、mvだっけ、rmじゃないのか?」……やっちまった。そのショックはよく分かる。誰にでもあり得る失敗だ。だが、失われたファイルを取り戻す簡単な方法はある。しかも、それはどの標準Linuxシステムでも使える方法だから、覚えておいて絶対に損はない。 簡単に説明すると、Linuxファイルシステム上にあるように見えるファイルは、実際はinodeへのリンクにすぎない。in
「さらば、ハンコ」というキーフレーズでテレビCMを始めた、電子契約サービス「クラウドサイン」。同サービスの開発者は、印鑑文化に深く通じた弁護士だった。 「印鑑と紙で契約する」という、多くの人が感じる不便に向き合っていった先に、どのような未来が見えるのだろうか。サービス開発のいきさつとサブスクリプションによるビジネスの変化、今後のビジネスについて語った。 印鑑文化の歴史と弊害、クラウドサインの目指すもの クラウドサインを提供する弁護士ドットコムは、一般市民と弁護士のマッチング事業を運営している。同社取締役でクラウドサイン事業部長を務める橘 大地氏は「2014年に上場をした際、多くの企業が法務活動に共通の課題を抱えていることに気付きました」と語った。 橘氏が注目したのは、印鑑による契約締結の文化だった。世界はもともとがサイン文化であったことを背景に、署名の電子化が進んでいる。「欧米はもちろん、
仮想通貨(暗号資産)「ビットコイン」の中核技術である「ブロックチェーン」(分散台帳技術)のビジネス利用が叫ばれて久しい。改ざん耐性を備えた高セキュリティのデータベースや処理システムを低コストで構築できるという点が注目され、導入に向けた動きが活発化している。 導入検討はビジネスシーンだけでなく行政機関にも及ぶ。例えば総務省などは、2017年から「ブロックチェーン活用検討サブワーキンググループ」を設け、行政手続きなど公的な分野にもブロックチェーンの活用を検討している。中間答申の「取りまとめ」では、法人設立手続、電子自治体、IoT機器のセキュリティ対策、医療データの共有などへのユースケースが提案されている。 このように官民上げて利活用が検討されているブロックチェーンだが、一般的にはビットコインの存在とセットで語られることが多いだけに、暗号資産関連の技術がどのような形でビジネスや行政活動に活用でき
Convoy(コンボイ)って一体何なの? 前回、Docker環境のバックアップとリストアの罠についてご紹介しましたが、物理サーバやハイパーバイザー型の仮想化基盤のバックアップ/リストアに比べて異なる点も多く、「え!?そんな罠があるの?」と思われた方も多かったのではないでしょうか。今回は、Dockerコミュニティーの間で注目を浴びているソフトウェアを紹介します。その名は「Convoy(コンボイ)」です。 Convoyは、企業で利用されるデータを管理するための、“非常に重要な仕組み”を提供します。はたして、データを管理するための「非常に重要な仕組み」とは一体何でしょうか。攻めのITでビジネスを躍進させるDocker塾の塾生としては、その中身と勘所を知っておく必要があるでしょう。今回の前編ではConvoyの特長から読み取れる欧米におけるIT基盤の現状を織り交ぜつつ、Dockerにおけるバックアッ
スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門: where――パスが通ったディレクトリのファイルを検索 本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回は、パスが通ったディレクトリのファイルを検索する「where」を紹介する。(2009/6/12) スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門: quser――ログオンしているユーザーを表示 GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回は、ログオンユーザーの情報を表示する「quser」を紹介する。(2009/6/12) スーパーユーザーのためのWindowsコマンド再入門: whoami――ログオン情報の表示 GUI全盛
vCloud Air入門(7): vCloud Airによるハイブリッドクラウド――プライベートクラウド基盤vSphereとvCloud Airの接続 vSphereユーザーにとってvCloud Airはどのような可能性を持っているのでしょうか? 今回はvCloud Airを使ったハイブリッドクラウドの実際を見ていきます。(2015/8/20) vCloud Air入門(6): vCloud Airのネットワーク設定方法――負荷分散の活用 前回に引き続き、vCloud Air環境をオンプレミスと接続しつつ、vCloud Air上の仮想マシンをサーバープールとしてまとめ、負荷分散を設定する手順を確認します。(2015/6/19) vCloud Air入門(5): vCloud Airのネットワーク設定方法――オンプレミス環境との接続 vCloud Airのネットワークはどう設定する? まずは
基礎から学ぶサーバーマネージャーの使い方(12): Active Directory証明書サービスでセキュアな公開鍵基盤を構築する(3) 前回は「Active Directory証明書サービス(AD CS)」のルートCA(スタンドアロンCA)の構築方法を解説した。今回は、発行CAの構築手順を解説する。(2015/12/2) 基礎から学ぶサーバーマネージャーの使い方(11): Active Directory証明書サービスでセキュアな公開鍵基盤を構築する(2) 前回は「Active Directory証明書サービス(AD CS)」の設計について解説した。今回は、その設計を反映したAD CSの構築手法を解説する。(2015/9/18) 基礎から学ぶサーバーマネージャーの使い方(10): Active Directory証明書サービスでセキュアな公開鍵基盤を構築する(1) 企業のIT環境には、証
「vNextに備えよ! 次期Windows Serverのココに注目」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ vNextに備えよ! 次期Windows Serverのココに注目(65:特別編): 「パスワードのない世界」を実現する「Windows Hello for Business」のオンプレ展開をリアルレポート(その6) Windows Server 2016による「Windows Hello for Business」のオンプレミス展開を検証し、実装のポイントやユーザーエクスペリエンスをレポート。今回は、Azure AD参加PC/ドメイン参加PCのセットアップとエクスペリエンス、トラブルシューティングを解説します。(2016/12/2) vNextに備えよ! 次期Windows Serverのココに注目(64:特別編): 「パスワードのない世界」を実現する「Windows
いま、欧米のIT業界で最もホットな話題の1つが「Docker(ドッカー)」です。 「ウチの技術部門がポスト仮想化とか言っているけど、本当なのか?」 「Dockerって、コンテナを船に積む人?」 Dockerとは、一体何者なのでしょう。そして、なぜ企業がDockerに着目するのでしょう。19年以上オープンソースを手掛けているオープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリストの古賀政純が「Dockerって何?」を、“攻め”たいと思っているIT部門/情シスの方に向けて解説していきます。 本連載の目的は、Dockerに対する漠然としたイメージや誤解を払しょくし、正しくDockerを理解することにあります。このことは、システムの保守だけではないこれからの情シスに求められる“攻めのIT”の強い武器になると信じています。 まずはDockerとは何? ですよね。それには、Docker誕生以前の基礎技術
Tech Basics/Keyword: Azure Active Directory(Azure AD) Azure ADはクラウドベースの認証/SSO基盤である。ID管理や認証、さまざまなクラウドサービスに対するSSO、オンプレミスのActive Directoryとの連携などが行える。(2016/1/21) Office 365運用管理入門(12): Office 365のセキュリティとコンプライアンスをさらに強化する Office 2016のリリースに伴い、Office 365のセキュリティやコンプライアンス機能も強化された。2016年2月に予定されている「Office 365 ProPlus」の2016バージョンの自動更新までに変更点を確認しておこう。(2015/12/7) Office 365運用管理入門(11): Office 2016を社内で展開する二つの方法 Micros
ネットワーク管理の基本Tips: 無線LANのパスフレーズを暗号化するには? wpa_passphraseコマンド LinuxではIEEE 802.1X/WPAの接続処理を「wpa_supplicant」パッケージに依存しており、接続時のパスフレーズはこのパッケージに含まれる「wpa_passphrase」コマンドで暗号化されます。(2016/1/26) ネットワーク管理の基本Tips: 無線LANにWPAで接続するには? wpa_supplicantコマンド Linuxでは無線LANに接続する際のWPA認証に「wpa_supplicant」パッケージを利用するのが一般的です。アクセスポイントへの接続には、このパッケージに含まれる「wpa_supplicant」コマンドを利用します。(2016/1/25) ネットワーク管理の基本Tips: このポートで実行中のプロセスはどれ? lsofコマ
いまさら聞けないDocker入門(終): Docker Hubの使い方とGitHubからのDockerイメージ自動ビルド 公式Dockerレジストリ「Docker Hub」にDockerコンテナーを公開する方法や、Automated Buildを利用してGitHubからDockerイメージを自動ビルドする方法などを紹介します。(2014/8/26) いまさら聞けないDocker入門(3): Dockerfileとdocker buildコマンドでDockerイメージの作成 コンテナーの構成内容を記述するDockerfileの概要とdocker buildコマンドの使い方、ENTRYPOINTとCMDの使い分け、便利なTipsなどを紹介します。(2014/7/8) いまさら聞けないDocker入門(2): ついに1.0がリリース! Dockerのインストールと主なコマンドの使い方 1.0がリ
「Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門(終): プルリクエスト/レビューを取り込んだ、よりシンプルなGitHub Flowの運用を図解する 数回にわたってgit-flowとGitHub Flowを使ったGitの活用テクニックを紹介します。最終回は、GitHubが採用している、git-flowよりシンプルな構成のブランチ管理フローについてです。5つの運用ルールや開発の流れを図を交えて解説します。(2014/1/21) Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門(3): 図とコマンドで分かる! git-flowによる開発の流れと使い方 数回にわたってgit-flowとGitHub Flowを使ったGitの活用テ
本連載では「Active Directoryとは?」「なぜ、Active Directoryを使う必要があるのか?」などをあらためて考察し、より効果的に運用するための方法を探っていく。 基礎から分かるActive Directory再入門(11:特別編): Active DirectoryとAzure Active Directoryは何が違うのか? Office 365のユーザー管理機能からスタートした「Azure Active Directory」。現在は、クラウドの認証基盤として、さまざまな機能を提供している。では、オンプレミスのActive DirectoryとAzure Active Directoryは何が違うのだろうか。(2016/7/22) 基礎から分かるActive Directory再入門(10): Active Directoryとクラウドの連携 今回は、オンプレミス
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