きっかけは些細なことだった。 Emacs で RSpec のテストケースを書いていて、全体的に動作がのろくてイライラさせられた。どうやら ruby-mode だか ruby-electric だかが悪さをしているらしいが、何年も前に .emacs.d に放り込んだもので、どんな風に設定するのかも覚えていない。最新バージョンに入れ替えてみたら、手元でちょろっとカスタマイズしていた改行時のオートインデントだか何かの挙動が変わってしまい、気になってコーディングどころではなくなった。 もともと Emacs Lisp は読むのも書くのも苦手で嫌々ながらも騙し騙し付き合ってきたが、このときばかりは心底うんざりして、もうこんな古代のツールに頼るのはやめにしよう、自分の仕事は高度に知的な作業であるはずのプログラミングであって多彩で変態的なキーボード操作を駆使してテキストを編集しまくることではない、ならばも