ロンシャンの礼拝堂(ロンシャンのれいはいどう)、もしくはノートルダム・デュ・オー礼拝堂(ノートルダム・デュ・オーれいはいどう、仏: Chapelle Notre-Dame du Haut)は、ル・コルビュジエの設計によるカトリック ドミニコ会の礼拝堂(聖堂)である。 フランスのフランシュ・コンテ地方のオート=ソーヌ県ロンシャン(フランス語版)に位置する。世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産の一つである。 日本語では「ロンシャンの礼拝堂」と呼ばれる。しばしばロンシャン教会やロンシャンの教会と呼ばれることもあるが、信徒が所属する小教区(仏: Paroisse、いわゆる教会)ではなく、礼拝堂(仏: Chapelle)である。 元々ロンシャンは巡礼の地であり、中世にこの地に建てられて以来の礼拝堂があったが、第二次世界大戦の際に、ナチス・ドイツの空爆により破