Close Up 激動する世界経済の流れに、日本も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 安倍政権が「一丁目一番地」の政策課題に位置付ける、働き方改革の実行計画がまとまった。労働基準法70年の歴史の中でも、旧来の日本的雇用システムの全否定とも取れる大改革であることは事実だ。その一方で、企業や労働者に対して生産性という名の高いハードルを課すシビアな改革でもある。(「週刊ダイヤモンド」編集部 浅島亮子)
![スキルのない正社員が「働き方改革」で窮地に陥る理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/68ba54f12df7a51bd36d2d85ecf596b3855de741/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fc%2F-%2Fimg_ecb93fe2b86ae4c83a5d58088b42ce26111696.jpg)
後任にハケ子の使ってた席を渡すのはわかるんだけど、一応来週いっぱい仕事あるんだぜ? これって…イジメかしら •́ω•̀)? 派遣社員としては初めての体験。。。
ボルボラ @zairic0 職場の新人さん(といっても中途入社で私より年上)の人、仕事遅くて残業長くなるからって、タイムカードを切って更に働きづつけるの、本当にやめて欲しい。せっかくそこそこホワイトな環境であるのに、自発的に台無しにするとか何なの。 2017-02-04 03:44:10 ボルボラ @zairic0 「ブラック化は必ずしも経営者および管理職の人間のせいではない」という実例を目の当たりにしてしまっており、本気で消滅させたい。「帰れ」「帰らないにしてもタイムカードを切るな」と上司から先輩から全員言ってるのに聞きやしねえ。 2017-02-04 03:45:51 ボルボラ @zairic0 確かに残業時間が長くなると、月末に呼び出しくらって業務改善のための面談が設定されるという弊社の事情もあるにはあるのだが、これは別にサビ残を暗に推奨するためにやっていることではないし、いやもう、
違法な長時間労働が問題視される中、社員わずか7人という中小企業が残業ゼロに成功している。ワイヤカット加工機で金属を切り出す受託加工を手がける吉原精工(神奈川県綾瀬市、吉原順二社長、0467・78・1181)がそれだ。経営者がトップダウンで作業工程や就業形態を見直し、残業代を基本給に組み込んだ結果、社員の年収は600万円を超え、優秀な人材の定着につながっている。 22時までの残業は当たり前だった 吉原精工は創業36年の町工場。基本労働時間は8時半―17時で、1日7・5時間。週休2日制で、年末年始やゴールデンウイークは連続10日間を休む。さらに賞与は2013年から継続して社員全員に夏・冬とも100万円を支給する。 約20年前までは残業が常態化していた。22時までの残業は当たり前で、吉原博会長は「たくさん機械を動かすことが収益を確保する方法だと信じていた」と振り返る。 <拒否された残業>
「ユニクロ帝国の光と影」の著者でジャーナリストの横田増生氏が、昨年10月から現在まで、1年にわたってユニクロに潜入取材を行った。 横田氏は、2011年に「ユニクロ帝国の光と影」を出版した。ユニクロは店長や委託工場での長時間労働の記述が名誉毀損に当たるとして、版元の文藝春秋に2億2000万円の損害賠償を求めて提訴した。しかし、東京地裁、東京高裁、最高裁でユニクロは敗訴。 判決確定後、横田氏は決算会見への参加を希望したが、ユニクロは横田氏の書いた別の記事を理由に取材を拒否。また、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正社長は、ブラック企業批判について、雑誌で次のように語っていた。 <悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね>(「プレジデント」2
電通の過労自殺事件をきっかけに、日本人の働き方があらためてクローズアップされている。日本で長時間残業がなくならないのは、前近代的な社風など社会的な側面もあるが、最大の要因は日本企業が高い付加価値を作り出せず、生産性の低い状態を続けているからである。 残業時間規制など、当面の労働時間を減らすといった対策は重要だが、生産性の低い状況を放置したまま、対症療法ばかり繰り返していると、供給制限から生産が減少するといった副作用すら発生しかねない。企業の付加価値という部分にメスを入れなければ抜本的な改善は難しい。日本人は過去20年、付加価値の問題から目をそらし続けてきたが、それも限界に来ている。 日本の生産性は主要国で最低という厳しい指摘 今年9月に公表された2016年版労働経済白書はかなりショッキングな内容であった。日本の労働生産性が低いことは以前から知られていたが、それを完全に裏付ける結果となってい
過労死や過労自殺は、日本のメディアでしばしば報道されます。 とりわけ有名な会社で起きたり、ひどい扱いから過労死にまで追い詰められていたことがわかると、大々的に報道されます。 そこで、ドイツ人(50代の女性、エレベータ―販売会社でエレベーターシステムのB2B販売を担当)に日本の労働環境についてどのように考えているのか聞いてみました。 まずは日本で起きた過労自殺のいくつかの例を彼女に説明しました。 日本では、主に以下の3つの原因から年に2000件以上の過労自殺が起きています。 過度な仕事量 仕事の難易度の高さ 仕事場での人間関係 仕事が多すぎて、精神的に追い込まれたり、周りからの支援がないまま難易度の高い仕事を押しつけられて、ストレスから自殺してしまったり、上司や同僚、お客さんからの罵詈雑言で鬱になってしまったりしています。このことについてい、以下の記事で詳しく書いております。 過労自殺の3つ
世の中には、人材不足と低賃金が両立してしまう業界がある。 たとえば介護や警備の仕事が代表的なものだろう。最近では、船員の人材不足により日本の海運業がヤバいという増田記事が注目を集めていた。船員の給与はそれほど低くはないが、労働環境のキツさには見合わない。そのため船員になりたがる若者が減り、深刻な高齢化に見舞われているという。労働力の供給過小が明白なのに、船員の待遇が向上しないのはなぜだろう? これに似た事例として、クラウドソーシングの世界がある。 クラウドソーシングのサービスでは、いわゆる「クソ案件」が多いという。仕事内容に見合わない低報酬の発注があとを絶たず、なかには適法性が問われるような案件もあるそうだ。なぜクソ案件は無くならないのだろう。なぜ、そんなクソ案件でも、一部のクラウドワーカーは引き受けてしまうのだろう? クソ案件が溢れているのは、何もクラウドソーシングの世界だけではない。た
「喫茶店に入ったら、新聞の上部と中部しかステープラーでとめられておらず、非常に読みづらかった。そのため、下部をとめるよう丁寧に頼んだが、雑にとめられて戻ってきた。もうその店には行かない」という記事が、はてなブログで話題になっている。 筆者個人を批判する意図はない。 だが、こうした「お客様は神様だから、どんな要求でも受け入れろ」という発想が、日本にブラック企業が多い一因だと思うので、今日はそのことについて考えたい。 喫茶店の価格と、アルバイトの時給 まず、この喫茶店はチェーン店だ。 「開店2時間後に行った」とあるので、モーニングメニューの時間帯だ。コーヒー+焼きたてトースト+ゆで卵で420円。 さらに、その地区の該当チェーンが出している求人を見ると、バイト・パートの時給は860~1000円である。大抵は860円スタートだ。 新聞の提供は、喫茶店のサービスに含まれるのか? 喫茶店の主なサービス
「道に迷ってます」菊池良(きくち・りょう)さんから、そんなメッセージが届いた。約束の時間まではもうあとわずか。やれやれと迎えに出る。彼は私の前職の同僚だ。半年ぶりの再会だったが、ケロリとした態度は以前と変わらない。変わったのは、取材をした3月某日時点で彼が転職を控え、有給消化中であることだ。 菊池さんは“世界一即戦力な男”として著作を出版し、それがドラマ化されるなど、インターネットではそれなりに顔を知られた存在だ。そんな彼が転職、それも日本最大手のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーに4月1日付けで入社すると聞いて、ひさしぶりに彼と話をしたくなった。 彼は元・引きこもりだ。高校中退後、6年間の無職期間を経て、22歳で大学に進学した。周囲の学生よりも出遅れた就職活動だったが、逆求人サイト「世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当のキミへ」によって成功させ、メディア運営会
気づき、感謝、倒産リスク。それらと隣り合わせの中小企業につとめているので、それなりに苦労があるだろうが倒産の不安のない役人の方々が羨ましく、ときどき呪殺したくなる。僕の勤めている会社もお役所と取引をしている。関係先各位にご迷惑がかかるので伏字にさせていただくが皆様が大好きなものに係る業務をしている某独立★行政法人である。そこの食堂運営を任されていたのだ。過去形であるのは、当該独立★行政法人から契約解除を打診されたからである。収支的においしくない仕事だったので渡りに船。ラッキー。 僕にはまったく理解できないが、条件や予想収支がよろしくないにもかかわらず役所の仕事を受けることをステイタスととらえる年配の同僚がかつて少なからず存在し、その仕事もそういった人たちが決めた仕事。辞めた人間のことを悪くいうのは僕のポリシーに反するのでしないが彼らは苦労や痛みを由とするマゾだったにちがいない。性癖を仕事に
ども! 守形レイジです。 もう年度末になると『これを機に仕事やめよう』と決心するひとも多いことでしょう。 実際にブロガーなんかやってると『脱サラしたいんだけど・・・』という相談が来ることもしばしば。 でも、僕は経済的基盤があってのブログであり、多少の娯楽費にしかならないと考えてるのでブログをやることも、サラリーマンを辞めることも止めてます。 そんな僕は2015年3月、新卒で入った会社を辞めました。 辞めざるを得ませんでした。 激務辛すぎワロタ 僕の場合はスーパーの八百屋だったので、とにかく大変でした。 朝は早く、6時30分もしくは7時から仕事開始。 終わるのはいつもは6時半過ぎでしたね。 建物の中は非常に寒いです。 そこで20kgの玉ねぎの箱を何個も台車に積んだり、キャベツの箱など、とにかく重いものを運びました。 よく腰を壊さなかったなあと自分でもびっくりしています。 12時間労働はデフォ
国が運営してるはずのハローワーク、求人票嘘ばっかりですね信用できません。 マイナビやググれば引っかかる各種転職サイト、ここも嘘ばかりですね顧客に頭上がりません。 転職エージェントが勧めてくる会社、いいことばかり言って来ますが調べると聞いてないブラック要素が見えてきますね。 何なんでしょうかこの国の就職活動はどうなっているんでしょうか嘘ばかりじゃないですか。 なんでわざわざ嘘を並べるんでしょう。 入る前から騙し合いなんてしていたらお互いに良好な契約や信頼関係主従関係なんて結べないじゃないですか。 何を考えているんでしょうかこの国は。 びっくりしました。 しかも求人活動する側だけでなく就職活動をする側も嘘をつかないといけないらしいのです。 私は嘘なんてつきたくありません。 でも嘘をつかないとどうやらこの国の面接官は内定を出さないらしいのです。 なんでも本音と建前の使い分けができるかを見ていると
急増する「中年フリーター」 12月7日 18時20分 いま、中年のフリーターが急増しています。 35歳から54歳までの非正規労働者は、この15年間で2.5倍に増え、273万人に上っています。この中には、正社員になりたくてもなれず、アルバイトを転々とするなど不本意な形で働いている人も少なくありません。こうした「中年フリーター」とも呼ばれる人たちが高齢化する近い将来、社会的な負担が増えることも懸念されています。将来の生活に不安を抱える中年フリーターの実態と求められる対策について社会部の津武圭介記者と松尾恵輔記者が解説します。 中年フリーターの実態は 急増している中年フリーター。私たちは、都内の飲食店でアルバイトをしている38歳の男性から話を聞くことができました。 男性は、毎晩遅くまで働いて帰宅するのは午前0時過ぎですが、日当は7650円。週に5日ほど働いて年収は250万円余りです。 生活は
先日まで、3ヶ月間休みがない日々が続いていた。 朝から深夜まで仕事だけをしており、複数の案件をどのように処理するかで頭を悩ませている毎日だった。 ライフ・ワークバランスならぬワーク・ワークバランスだ。 忙しいのは無能な私の責任であるので不満はないし、業務は収束したので問題もない。 問題になるかもしれないのは、私の労働基準法違反の方だ。 残業代は月40時間以上は申請していない。月200時間以上は闇の中だ。 休日は全て所得したことにしている。 自主的にやっていることとはいえ、明白な違法行為であり、経営者側が糾弾されかねない事態だ。 良識ある人は、そのような働き方は不当であるのだから、労働者としての権利を主張しろとアドバイスしてくださるだろう。 その主張には全面的に同意するし、労働者の権利を守る彼らの活動を私は応援する。 しかし、私は良識ある彼らに問いたい。 私には、労働者としての権利を主張する
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