シャープが、4月21日午前10時から、販売を開始した自社生産の不織布マスク「MA-1050」。販売サイトにアクセスが集中し、発売直後からつながない状況が終日続いた。 この影響は、同社ウェブサイトにつながりにくい状況を生んだほか、シャープのAIoT家電の一部製品でクラウドサービスが利用できなくなるという事態も招いた。 購入者が殺到し、マスク販売サイトの表示が…… シャープでは、大阪・堺のグリーンフロント堺に自社データセンターを持ち、同社サイトの運営や各種クラウドサービスの提供しているが、これらのサービスに同じプラットフォームを利用していたことが影響したものとみられる。 シャープの不織布マスクは、日本政府からの要請を受けて、液晶パネルを生産する三重工場(多気)のクリーンルームで生産。3月24日から生産を開始し、3月31日からは、日本政府向けに出荷を開始していた。今回は初めて個人向けに販売を開始
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