橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が9月中旬以降の結成を目指している新党が早くも永田町の「駆け込み寺」と化している。大阪維新は9月9日から始まる公開討論会で現職国会議員を選別する考えだが、このままだと勢力争いも勃発しそうな気配で、選別方法の見直しを迫られる可能性も出ている。 「私なりの政策、思いをぶつけて議論し、合流に向け前向きな行動をしていきたい」。横粂(よこくめ)勝仁衆院議員は30日、国会内で記者会見し、維新新党への参加を目指して、公開討論会に出席する意向を表明した。 横粂氏は民主党を離党した議員4人からなる衆院会派「改革無所属の会」に所属。当初「無所属の会」の全員が新党に参加する方針だったが、同氏周辺によると大阪市特別顧問の中田宏前横浜市長から個別に誘われて討論会に参加することにしたという。 「中京維新の会」を結成した大村秀章愛知県知事も、維新から公開討論会への参加要請を受けて、民