2008/05/08 自民党は、食糧問題はどうでもよいと言うのか! テーマ:政治について(19862) カテゴリ:政治 自民党は、庶民生活を圧迫してでもガソリン価格、運送コストを引き上げて、クマの数の方が自動車の数よりも多い道路を今後も造り続けるが、日本の食糧自給率向上には取り組まない、ということのようです。 きょう、衆議院農林水産委員会で、民主党が提案していた「農業者戸別所得補償法案」が、与党の反対で否決されてしまいました(こちらを参照)。 食糧自給率が4割を切るか、と、言われているときに、諸外国には、小麦や大豆の輸出規制をかけようという動きも見られるのに、日本は、農地や森林を潰して高速道路を造っている場合なんでしょうかね? 「農業者戸別所得補償法案」について、与党は「ばらまき政策」などと言っているようですが、道路建設によって国民のうちのある限られた人にだけカネが回るような「ばらまき政策
2008/04/28 サミットが福田政権の花道になるんでしょうか? テーマ:政治について(19862) カテゴリ:政治 山口2区の補選は、夕刊紙によると、自民党の選挙戦のやり方も汚いというか、これでは、投票結果も民意を反映しているのか、という気がしますが、それでも、2万票の差をつけて勝った平岡秀夫さん、その支持者の皆々さまは大したものだと思います。 ですが、それだけ激しい組織的締め付けを行ったのにもかかわらず、福田自民党は選挙に勝てなかったわけで、いよいよ自民党にもサミット花道論が出てきているようです。 死に体福田内閣に、年金、後期高齢者医療制度、道路特定財源の乱脈、悪行の数々を全てなすりつけて、次の政権では、一気にご破算にして再スタートとするつもりなのだそうです。 ここで、「サミット花道論」にさらに追い打ちをかけるようですが、洞爺湖サミットも、福田首相の花道になるのかどうか、怪しいものだ
2008/04/27 燃え広がる愛国心、冷める世界 テーマ:政治について(19928) カテゴリ:政治 朝日新聞が聖火リレーの背景を探る記事を載せています(こちらを参照)。 これを見る限りは、チベット暴動に始まる聖火リレー妨害の流れは、チベット人が本来意図していた抗議行動とはやはり違うような気がします。 田原総一朗さんは、欧米における聖火リレー妨害の運動は、成長する中国に対する欧米の妬みのようなものだと言っていましたが、そんなところだと思います。 「国境なき記者団」の事務局長は、「あんなにたくさんの人が聖火を消そうとするようになるとは想像もしなかった」、「私たちの活動は成功に終わったと思う」などと言っているそうですが、チベット民族の抑圧感情とは別個に欧米メディアが仕組んだものという見方ができると思います。 これについて、田中宇さんは、中国の大国化を抑えたい英米が仕組んでいると言っているので
2008/04/19 やはりガソリン価格は値上がりしてしまうのか テーマ:政治について(20030) カテゴリ:政治 自民党の幹部が、秋頃に福田首相が解散に踏み切るのではないか、という見通しを述べているそうです(こちらを参照)。 この発言の意味するところは、4月16日の日記にも書きましたが、消費税率引き上げを選挙後にやろうということです。 消費税率を引き上げてからでは選挙で負けるのはわかりきっているので、選挙の方を前に持ってこよう、ということです。 今、福田首相は、道路特定財源を一般財源化すると言っていて全国紙の支持を得ていますが、秋にも行われる選挙で自民党が3分の2を獲得すれば、この発言は撤回されるか、さもなければ、新しい内閣のもとで、捨て去られるだろうと思います。 なぜなら、道路特定財源が今後10年続くという法案を、自民党は、衆議院の3分の2で再可決しようとしているからです。 民主党が
2008/04/01 毎日新聞の劣悪冷血記事に断固抗議する テーマ:政治について(19860) カテゴリ:メディア 毎日新聞に、毎日新聞政治部長の署名のある「国民不在の二者択一」という記事が出ていました(こちらを参照)。 曰く、日本では、何も決められない政治が続いている、日銀総裁の空白、道路財源を巡る税制の混乱、国際的威信の低下で、シワ寄せは私たちの日々の生活に及ぶのだそうです。 「政党あって国民なし」とも言っています。 これ程劣悪な御仁が毎日新聞政治部長なのだそうで、目がぶっ飛び出ました。 日銀総裁を決められなかったのは、民主党が飲めない人選をわざわざ行った福田首相の責任であって、福田首相に誤ったメッセージを送り続けて判断を誤らせた全国紙社説の責任だと言っても良いでしょう。 財務省事務次官だった人をもってくれば、日銀が財務省に支配され、しかも5年間は、日銀総裁は何があっても交代させること
2008/03/25 参議院自民+公明が、民主に質問書 テーマ:政治について(20030) カテゴリ:政治 参議院の自民党+公明党が、参議院で揮発油税暫定税率などの税制関連法案の審議に入らないことについて、その理由を質す質問書を民主党に届けたことをNHKニュースが伝えています。 参議院の自民党+公明党は、明日中に回答するように民主党に求めているそうです。 参議院自民党幹事長氏は、「法案が年度内に成立しなければ社会的混乱が起きる不安があり、与党としては参議院第1党の民主党の意見を聞いたうえでどう対応すべきか決めたい」と言っているそうですが、庶民の生活が潤う「混乱」ならば大歓迎です。 民主党では、定められた日程に従って期日通りに審議を行っている、と、言っていますが、そもそも、衆議院において、道路特定財源59兆円の積算根拠は曖昧、宿舎建設、趣味用品購入、イベント企画など、道路特定財源の目的外使用
2008/03/18 これはまた、知っている人の名前が出てきた テーマ:政治について(19859) カテゴリ:政治 日銀総裁人事案、またしても、元大蔵事務次官、日銀を支配しようと言う財務省の横暴極まれり、というところでしょうか? 絶対に金利は上げさせるもんか、官僚利権・官僚支配は絶対に死守する、その意気込みの凄まじさには恐れ入ります。 ですが、この元大蔵事務次官氏は、かつて、間接的につながりのあった方で、非常に複雑な気持ちであります。 と言っても、今はもう無関係なので、私は、この人事案には反対です。 理由は、株で損をさせられた個人的恨みと書いておきましょうか(笑)。 株価予測もできない事務次官では、大したことないな、と、当時は思っていました(もちろん、正確な予測などを私に指南していれば、不正行為ですけれども)。 この方が大蔵事務次官だったのは、金融国会で金融再生法を民主党が小渕政権に丸飲み
2008/03/12 民主党批判者へ テーマ:政治について(20030) カテゴリ:政治 楽天ブログに、民主党をバカ呼ばわりしている人がいるけれども、その主張は全て的はずれの近視眼的なものに過ぎない。 その言葉は、宇宙区間で土井隆雄さんが投げるブーメランのように、自分に返ってくるだろう。 財務省出身者を日銀総裁にしてはならない、という法律の条文がどこにあるか、などと、言うけれども、財務省出身者は日銀総裁に持ってくるべきではない、というのは一つの政治的立場であって、それを国会で主張することを禁止する法律がどこにあると言うのか? 政治的主張を曲げてでも、国会で政府案通りにそのまま支持しなければならないのであれば、それは、ミャンマーか北朝鮮だ。 日銀と言えども一企業であり、企業人事は、その都度経済状況、政治状況を見て、決めればよいことだ。 今、日本が危機的状況にあるとき、日銀総裁人事は格別に重要
2008/03/09 これが事前検閲でなくて何なのか テーマ:ニュース(99941) カテゴリ:時事的話題 4月に公開される「靖国 YASUKUNI」という映画の内容が「反日的」であるとして、自民党の国会議員が、文化庁を通して、試写を要求していたそうです(こちらを参照)。 これが、戦前に行われていた事前検閲でなくて何だと言うのでしょうか? 事前検閲をやろうと言うこと自体が「反日的」と言うべきものです。 日本社会は、戦前回帰を狙う亡国論者の跋扈を許しても良いのでしょうか? 試写を認めないと、一般公開に支障が出て、制作費の回収ができない恐れがあり、供給元はどうしても弱気になってしまうかも知れません。 結果的に、配給会社は、文化庁の圧力に屈してしまい、全国会議員に公開するという形で事前試写会の実施に応じてしまったそうですが、この流れは、間違いなく、検閲制度の復活、ブログに自由な政治的主張を書かせ
2008/03/01 これで「議長斡旋」は反故 テーマ:政治について(20030) カテゴリ:政治 2008年度予算案と、租税特措法案が、「議長斡旋」による徹底審議の与野党合意を無視して、衆議院で強行採決されてしまいました(こちらを参照)。 政府・自民党は、どうして約束を守ろうとしないのでしょうか? 議会制民主主義は自民党によって破壊されてしまいました。 米国のサブプライムローン破綻、原油価格高騰により、従来の年度とは明らかに異なる、困難な経済情勢のもとでの2008年度予算審議となるべきなのに、充分な時間もかけず、日本経済の先行きも全く不透明なままでの強行採決です。 いったい、強行採決されてしまった予算案で、国民の何割が将来の生活に期待が持てると言うのでしょうか? 予算案は、3月末までで自動的に成立してしまいますが、その他の関連法案については、日本経済の明るい展望を国民の誰しもが持ちうるま
2008/02/21 国会議員はマスコミに出てきて語ってほしい テーマ:政治について(20029) カテゴリ:メディア 先ほどまで、TBSラジオ「アクセス」を聞いていました。 道路特定財源の一般財源化に賛成する人が意外と多いな、というのが、私の印象ですが、その割りには、揮発油税暫定税率撤廃の主張はあまり強くない、というのも不思議です。 これだけ、ガソリンや灯油価格が上がっても、大きな抗議の声が出てこないのなら、1バレル200ドルになっても良いかも知れないし、消費税率を世界最高30%くらいにしても良いのかも知れません(私はもちろん反対です、念のため)。 暫定税率撤廃を「選挙前の弥縫策」と言っている一般視聴者もいましたが、「選挙前の弥縫策」が、選挙前は黙っていて選挙が終わると急に増税論議を始める、どこかの政党の常套手段では困りますが、暫定税率は与党は今後10年続けると言い張っている(こちらを参
2008/02/16 希望の見えない日経社説 テーマ:政治について(20029) カテゴリ:メディア 本日(2008年2月16日)付日経新聞が、「相次ぐ値上げに日本はどう向き合うか」と題して、 日本経済全体の競争力に目を向けた対応策を考えるのが、あくまでも大切だろう。灯油券配布のような一時しのぎの策は、かえって日本経済の対応力を弱めかねない。福田政権はその点を肝に銘じてほしい。とする社説を掲載しています。 各紙、学習指導要領の改訂を採り上げている中で、日経だけ、日本経済を採り上げているのですが、この社説で、日本経済に希望を持てる人がどれだけいるでしょうか? 「社説」というのは、しかめ面をして何か適当なことを書いて、お茶を濁しておけばそれで良い、というものではないはずです。 政治家が読んだときに、なるほど!この提言を政策化して実現しよう、と、思えるもの、庶民が読んだときに、経済の先行きを見通
2008/02/13 どうして、マスコミは国会の状況を伝えないのか? テーマ:政治について(20029) カテゴリ:メディア 2月8日の日記にも書きましたが、昨日も、国会では、日本再浮上をかけて重要な質疑が行われているのにもかかわらず、NHKはじめ全国紙、全く、国民にその状況を伝えようとしません。 日本経済、安全保障、道路計画などの問題に関していろいろな提起も為されているのに、マスコミが、全く触れようともせず、国民は、国会議員は遊んでいる、と思いこんでしまう、こんなことで日本は良いのでしょうか? '70年代、'80年代には、新聞を読んでいれば、国会でどういう議論が行われているか、かなりつかめていたように記憶しますが、全国紙の記事をウェブサイト上で見回しても、昨日の、福田首相や、国土交通省大臣、経済財政担当大臣と、前原誠司議員、馬淵澄夫議員、川内博史議員の質疑の状況は完全に無視状態です。 川
2008/02/12 NHK世論調査 テーマ:政治について(20029) カテゴリ:政治 最近、世界の主要国で保守化の傾向が強いと言われています。 日本だけでなく、米国においても、自分を「保守」とする人が4割以上いるのに対して、「リベラル」と答える人は2割程度しかいないと言われています。 米国内の保守化に応じて中道路線を選択したヒラリー・クリントンが、民主党内での予備選でバラック・オバマに追い上げられて苦戦しているというニュースも流れています。 私は、バラック・オバマだと大統領選を制しても、ジミー・カーターの二の舞になるだろうと思っています。 もしかすると、リベラル・イメージが強すぎて、共和党マケインにも勝てないかも知れません。 「リベラル」派の私は、戦争愛好家ブッシュでなければ誰でも良いとは思いますが......。 さて、NHKの世論調査で、福田政権の支持率が41%もあるんだそうで、驚き
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