先日あるメディアから、最近渋谷区の代官山や駅前周辺が“衰退”しているのはなぜか、との問い合わせがあった。代官山といえば高感度なアパレルショップが集う「おしゃれな街」というイメージが強い。そんな街が変わってしまっているという。そこで久しく訪れていなかった代官山の街に足を運んでみることにした。 渋谷から東急東横線に乗ってひと駅。渋谷はここ数年で大きく変貌を遂げた。2013年に東横線は地下化され、東京メトロ副都心線と相互乗り入れになる。地下深くに設置された渋谷駅は東横線の終着駅でも始発駅でもなくなり、線路は東武東上線や西武池袋線につながり埼玉方面へと伸びた。特急、通勤特急、急行、準急などの様々な看板や行先を掲げた電車が走るが、渋谷の一つ横浜寄りにある「代官山」駅は各駅停車のみが停車する。 代官山駅 ©AFLO 10年前とは変わり果てた代官山 半地下の駅から改札を出て、代官山通りに出てみて驚いた。
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