-大崎短絡線構想- 「湘南新宿ライン」の大増発に伴い「横須賀線」の通過列車は大幅に増えました。それに伴い横須賀線下りと横須賀線上りから「大崎支線」に入る合流点である旧蛇窪信号場の平面交差がダイヤ上の大きなネックになっています。 「相模鉄道」との直通運転が始まれば、更に列車本数が増え対応しきれなくなる可能性が出てきます。そのため大崎駅との間に旅客列車専用の「大崎短絡線」を新設して平面交差を解消する構想が持ち上がっていました。 JR東日本(PDF) 湘南新宿ラインに関わる平面交差支障の解消について 相鉄・JR直通線は、2019年11月30日に開業しました。結局「大崎短絡線」は相鉄・JR直通線の開業に間に合いませんでした。列車本数が増えるので、平面交差部分は綱渡りの運行になる事が予想されました。 ● コロナ禍が世界を襲う しかし、全く予想もしていなかった出来事が起こりました。2020年初めに「新
「JR片町線・東西線連続立体交差事業」が再び動き出す? 大阪市が、JR学研都市線・東西線京橋駅の地下化に向けた調査検討業務を委託! -JR片町線・東西線連続立体交差事業- 5月25日時点で、日本国内のワクチン接種回数が1,000万回を突破しましたが、マスコミはほとんど伝えません。コロナ禍での日本の不幸な出来事は嬉しそうに報道するのに・・・ 私のマスコミ不信は頂点に達しています。 本題に戻って、「JR東西線」は、大阪府大阪市城東区の京橋駅から兵庫県尼崎市の尼崎駅に至る鉄道路線です。1997年3月8日に開業しました。多くの部分が地下を走っており、「京橋駅」の手前から地上に出ます。 更に東側の「JR片町線・東西線連続立体交差事業」が、2000年度に着工準備採択を受けました。着工に向けた検討を大阪市は進めていましたが、厳しい財政状況から2014年度の建設事業評価有識者会議で、事業の必要性は高いもの
-渋谷駅西口の新たな歩行者デッキ- 渋谷地区は、100年に1度と言われている大規模改造が行われています。地上も地下も鉄道も根本的に造り替える世紀の大改造です。その変化には驚くばかりです。 渋谷駅街区開発計画の推進者である「東急、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)」が整備する「(仮称)西口連絡通路」と、「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合、東急不動産」が整備する「渋谷フクラス接続デッキ」は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により供用開始時期を延期していましたが、2020年9月26日(土)初電から供用開始します。 引用資料 東急(PDF:2020/08/21) 2020年9月、 渋谷駅西口の新たな歩行者デッキを供用開始します。 歩行者デッキの供用開始に伴い渋谷駅と渋谷フクラスが地上2階レベルで接続し、桜丘町方面へは渋谷フクラス内の歩行者通路および国土交通省関東地方整備局東
-八重洲地区の整備計画- 2月16日の「建設通信新聞」で、「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」と「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。 完成予想図等 建設通信新聞(2015/02/16) 23万㎡超の複合施設/2丁目北 3棟総延べ約31万㎡/八重洲1丁目東再開発 八重洲口では、「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業、(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業、(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の3ヶ所で大規模な再開発が計画されています。 引用資料 特定都市再生緊急整備地域の整備計画(PDF) 東京都心・臨海地域(八重洲地区)整備計画都 大プロジェクトなので、2回に分けて特集しています。2回目は中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。 ● 八重洲二丁目北地区 「
-神田駅改良他工事- 「JR神田駅」は、島式の3面6線の高架駅です。神田駅は、道路で南北に分断され、それぞれに改札口を持ちます。高架柱の林立する駅構内はホーム階に上がる途中に踊場がある2重構造になっていました。 更に、駅自体はかなり老朽化している上に、エレベーターが未設置であったり、エスカレーターの数が少なかったり、駅構内に段差が多いなどバリアフリーも面でも問題がありました。 これらの解消および耐震改修、内装改修、外装改修、設備更新を同時に行う「神田駅改良他工事」が行われています。神田駅の真上では、「上野東京ライン(東北縦貫線)」の工事も行わました。 神田駅改良他工事の概要 ◆ エレベーターの7基の新設(1基+3基+3基) ◆ エスカレーター15基の新設(7基+8基) ◆ 段差解消 ◆ 耐震改修 ◆ 内装改修、外装改修、設備更新 JR神田駅の北改札側(東口・北口側)です。JR神田駅の東側は
-JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事- 風邪がほぼ治りました。今日から更新を本格的に再開します。症状がインフルエンザレベルの風邪だったので本当にしんどかったです・・・ 本題に戻って、JR御茶ノ水駅は、中央・総武線(各駅停車)と中央快速線の接続や地下鉄との乗り換えもできる鉄道交通の要衝です。 しかし、駅の北側の「神田川」をはじめ、「聖橋」や「お茶の水橋」、「茗渓通り」に囲まれた狭隘(きょうあい)な位置にあることも影響し、これまでバリアフリー設備が未整備でした。 JR東日本は、2013年秋からバリアフリー整備等の改良工事に本格着手しました。バリアフリー整備とあわせて「聖橋口」の駅前広場機能整備も進めます。バリアフリー整備は2018年度、駅前広場機能整備は2020年度までの完了を目指します。 引用資料 JR東日本・プレスリリース(PDF:2013/09/03) JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー
-田町駅東口北地区地区計画- JR田町駅東口では、「田町駅東口北地区地区計画」が行われています。旧東京ガス研究所跡地を中心とした約7.7haを再開発する大規模プロジェクトです。 その中で最大規模のプロジェクトが「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」です。そのまま再開発するのではなく、「芝浦小学校・幼稚園」と「港区スポーツセンター」を移転させて、空いた部分を大規模に再開発します。 「芝浦小学校・幼稚園」は、芝浦四丁目に移転が完了しています。「港区スポーツセンター」の機能は、「東京ガス研究所」跡地に移転します。 引用資料 三井不動産・ニュースリリース(2014/10/03) 東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」始動 ~「田町駅東口北地区地区計画」都市計画決定~ 「東京ガス研究所」跡地では、「田町駅東口北地区公共公益施設 新築工事
-(仮称)丸の内3-2計画- 「富士ビル、東京會舘ビル、東京商工会議所ビル」の3棟を一体的に建て替える「(仮称)丸の内3-2計画」がいよいよ動き出します。2015年1月末の「東京會舘」閉館後、解体工事に本格着手する予定です。 建設通信新聞(2014/12/25) 1月にも大成で解体/富士ビル、東京會舘、東商ビル一体建替え 解体工事は「大成建設」により行われ、2015年11月中旬の完了を予定しています。跡地には、地上29階、地下4階、最高高さ約150m、延床面積約172,000㎡の超高層オフィスビルが建設される予定です。 (仮称)丸の内3-2計画の概要 ◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目(10地区内) ◆ 階数-地上29階、地下4階 ◆ 高さ-最高部約150m ◆ 敷地面積-約9,935㎡ ◆ 延床面積-約172,000㎡(容積率1,500%) ◆ 用途-ホール、バンケットなどの活性化施
-新空港線「蒲蒲線」- 大田区の公式ホームページを見ると分かりますが、大田区は「蒲蒲線」に関して以前からかなり前のめりでした。 「蒲蒲線」の構想自体はかなり前から存在します。私は、今まで実現しなかったのでこれからも実現する可能性は低いと思っていました。 しかし、2020年の東京オリンピック招致で状況は一変しました。夢物語と思っていた「蒲蒲線」ですが、具体的に動き出しそうな雰囲気になってきました。 建設通信新聞(2014/07/15) 蒲蒲線整備で大田区/京急蒲田地下駅を提案/9月に計画策定支援委託 大田区・公式ホームページ 新空港線「蒲蒲線」整備促進事業 新空港線「蒲蒲線」は、「東急多摩川線」と「京急空港線」を連絡するために、JR・東急の蒲田駅と京急蒲田駅の間の約800mを地下ルートで結ぶ新線を整備する構想です。 新線は、東急多摩川線の「矢口渡駅」と「蒲田駅」の間で分岐し、東急多摩川線と京
-東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転- 2013年3月16日の「東急東横線」と「東京メトロ副都心線」の相互直通運転開始に向けて東急東横線・渋谷駅では、急ピッチで工事が行われています。 東京急行電鉄・ニュースリリース(2012/07/24) 東急東横線と東京メトロ副都心線 相互直通運転の開始日が2013年3月16日に決定! 相互直通運転開始により、東横線および横浜高速みなとみらい線から副都心線を経て、東武東上線、西武有楽町線・池袋線までが一つの路線として結ばれます。 横浜方面から新宿・池袋を抜けて埼玉西南部に至る広域的な鉄道ネットワークが形成され、東横線沿線から新宿・池袋方面への交通の利便性が向上します。 相互直通運転開始と同時に、特急・通勤特急・急行列車は、現在の8両から10両編成運転になります。 東急東横線の特急・通勤特急・急行列車の停車駅のホーム延長工事も同時に行われています
-日吉駅(ひよしえき)- 東京急行電鉄の「日吉駅(ひよしえき)」は、地上駅ですが駅自体は半地下のような構造になっています。 そのため電車に乗っているとトンネルに入ったような感じになるので地下駅のイメージがありますが、上を覆っているのは大規模な駅改良工事により1991年に完成した「人工地盤」です。 島式の2面4線で、駅の北側は東横線と目黒線が、「田園調布駅」から「日吉駅」の間は複々線化により一体的に運行されています。「日吉駅」より南側(横浜寄り)は複線となっています。 「日吉駅」より南側(横浜寄り)で、大規模なプロジェクトが進行しています。「相鉄・東急直通線事業」です。この事業は、相模鉄道と東急東横線を結ぶ大プロジェクトです。 相模鉄道が「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」を経由して東急「日吉駅」と結ばれます。途中駅には新幹線の「新横浜駅」もあります。 これらのプロジェクトがすべて完成
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