小倉北区の県道「竪町到津線・金田陸橋」の舗装補修工事で、1992年まで同所を走っていた路面電車「西鉄北九州本線」の枕木が掘り起こされている。 次々と発掘され廃棄される枕木。 路面電車の線路には一見、枕木は使われていないように見えるが、一般的に「枕木の上に線路を敷き、周囲をアスファルトで埋める」工法が取られている。今回見つかった枕木は100本以上。工事を発注した市小倉北区まちづくり整備課では、「この路線には、いまだ枕木が埋められたままの箇所が相当数ある。枕木が腐食することでアスファルト表面に凹凸ができる。定期的な舗装補修工事と共に枕木を撤去している」と話す。撤去された枕木は今後廃棄するという。 工事は11月7日まで行われる予定。
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