案の定というべきか、議長斡旋によって激突は回避できたものの、中身の受け止め方は人によってまちまちです。「年度内に採決するなどと約束したことはない」やら、「修正はあいならん」とか。残念ながら、政党間の合意などというものはこんなものでしょう。ただ、明らかに流れは変わりました。ガソリンの値上げを許すかどうかとの、きわめて短絡した不毛の選択ではなく、道路の建設をどう進めるかの深い議論をしようということに落ち着いたことは確かです。民主党の「ガソリン値下げ隊」というパフォーマンスは後裔に退き、道路利権追及に矛先が向けられるものと見られます。 暫定税率を廃止するという選択は、すべての地方自治体の首長たちが反対している現状では土台無理でしょう。ここは中長期的な観点から、道路建設をどのように進めるかについて幅広い議論がなされる必要があるということです。道路についてはまだまだ特定財源を使うといった状況を完全に
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